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使徒の働き28:11~14

Bible said, 『主に拠り頼め。 自分の悟りにたよるな』

2016年9月2日(金)

ディボーション聖句

使徒の働き28:11~14 11 三か月後に、私たちは、この島で冬を過ごしていた、船首にデオスクロイの飾りのある、アレキサンドリヤの船で出帆した。 12 シラクサに寄港して、三日間とどまり、 13 そこから回って、レギオンに着いた。一日たつと、南風が吹き始めたので、二日目にはポテオリに入港した。 14 ここで、私たちは兄弟姉妹たちに会い、勧められるままに彼らのところに七日間滞在した。こうして、私たちはローマに到着した。

[聖句メッセージ]

昨日の続きです。

11節 (11 三か月後に、私たちは、この島で冬を過ごしていた、船首にデオスクロイの飾りのある、アレキサンドリヤの船で出帆した。)

使徒パウロを乗せたローマ帝国軍の船が遭難してマルタ島に漂流してから、約三ヶ月の月日が経ちました。彼らはこのマルタ島で、11月から2月までの冬の期間を過ごしてから、再びロ-マ市に向けて船旅を始めたのです。

・伝道者の書3:11

『神のなさることは、すべて時にかなって美しい。神はまた、人の心に永遠を与えられた。しかし人は、神が行われるみわざを、初めから終わりまで見きわめることができない。』

このように聖書は、人は皆、人生の物事の意味や真理をはじめから終わりまで見極められないために、いつも思い通りにならないことが続くと苛立ったり、怠慢になることもあると教え説きます。あなたはどうでしょうか?

使徒パウロたちと船員たちも、約三ヶ月もの間、マルタ島で立ち往生させられますが、焦らず、腐らずに神の御国拡大の働き人に徹することで三ヶ月間を有意義に過ごし、神の美しいタイミングと偉大な奇跡を 手に入れられたのです。 聖書は、神の御子Jesusの身代わりの死と弁護を受け入れて悔い改めようとしている、あなたの人生の物事とタイミングは、すべて神様が働いてくださるのでベストにされると約束します。神の御国拡大のために、神愛と隣人愛に徹すれば良いだけなのです。

11節 (11 三か月後に、私たちは、この島で冬を過ごしていた、船首にデオスクロイの飾りのある、アレキサンドリヤの船で出帆した。)

『デオスクロイ』とは、ギリシャ語で「ゼウスの双子」と言う意味です。これは、ギリシャ神話に出てくる、父ゼウスと母レダから生まれた「カルトル」と「ポルック」の双子を指しています。

また『アレクサンドリアの船』とは、エジプト王国の第二の都市・アレクサンドリア市で作られた船、という意味です。使徒パウロが乗船したこの船は、いわゆる偶像礼拝の悪影響を受けている人々の持ち船でしたが、使徒パウロは、この船を自分から選んだのではなく、やむを得ず、強制的に乗り込まされたのです。

・出エジプト記19:5

あなたの神は言われた。『全世界、天地万物はわたしのものである。』

・ヤコブ書4:14

『あなたがたには、明日のことはわからないのです。あなたがたの命は、いったいどのようなものですか。あなたがたは、しばらくの間現れて、それから消えてしまう霧にすぎません。』

このようにBibleは、人は皆、たとえ どんなに大きな富、権力や影響力を手に入れたとしても、それらの権力と財力一切のモノをコントロール出来るのは、ほんの束の間に過ぎないと教え説きます。所詮、全世界の国々と全てのモノを永遠に支配されているのは、天地万物の唯一なる神様だと教え説くのです。ですから、いっときしか手に出来ない物事に、こだわりと執着心を持ち過ぎないで生きることが重要なのです。あなたは与えられる人生での恵み、物質に縛られずに、それらを賢く治めて生活を楽しむ為に、神様からBibleとHoly Spiritを与えられたのです。胸に書き記して下さい。

12節 (12 シラクサに寄港して、三日間とどまり)

『シラクサ』とは、現在のイタリヤ共和国のシチリア島南東部に位置する港町です。

13節 (13 そこから回って、レギオンに着いた。一日たつと、南風が吹き始めたので、二日目にはポテオリに入港した。)

『レギオン』とは、現在のイタリヤ共和国「レッジオ・エミリア」という都市のことです。ここは、長靴型のイタリア半島のつま先部にあり,メッシナ海峡に臨み,イタリヤ本土とシチリア島とを結ぶ発着点となる港町です。

13~14節 (13 そこから回って、レギオンに着いた。一日たつと、南風が吹き始めたので、二日目にはポテオリに入港した。14 ここで、私たちは兄弟姉妹たちに会い、勧められるままに彼らのところに七日間滞在した。こうして、私たちはローマに到着した。)

また『ポテオリ』は、当時ローマ帝国の南東にあった主要な港町です。 使徒パウロは、当時(西暦59年頃)、ローマ市のカエサル皇帝の裁判に立つため、シチリア島~レギオンを経由して、このポテオリの町に到着しました。

・ローマ書12:12

『あなたがたは望みを抱いて喜び、患難に耐え、絶えず祈りに励みなさい。』

・エペソの手紙6:11

『終わりに言います。主にあって、その大能の力によって強められなさい。悪魔の策略に対して立ち向かうことができるために、神のすべての武具を身に着けなさい。』

使徒パウロは、全く無実であったのに、主イエスの救いをヨーロッパ全土に宣べ伝える使命と壮大な神様からの夢の実現のために、信じられない程、多くの試練や迫害の苦しみを 受け続けました。しかし 彼は、ただ 主のみことばの約束と天国を待ち焦がれて期待することで、いつも患難に耐えられ、絶えず祈りに励むことで、自分自身と見えない敵に打ち勝ちながら、いつも希望力と平常心を保ち続けられたのです。主はあなたの救い主、まずはあなたらしく安心して生きれば良いのです。

聖書は、神様から人生に大きな使命と清い夢を任された人たちほど、人生での患難や試練は大きいものであると教え説きます。人生は 辛くて痛い時ほど、あなたに与えられる神の祝福と報いが大きく膨れ上がっていくのです。なぜなら、Bibleから人生の患難と試練の意味を汲み取り、それらを乗り越えられた時に、神の偉大な報いと人生での感動が与えられると教え説くからなのです。あなたの人生に現れる、神様からの偉大な報いと感動的な奇跡に期待します。AMEN

(祈り)

主なる神様、皆を聖霊に満たして、Bibleから人生の患難と試練の意味を 正しく悟らせ、神の美しいタイミングと偉大な奇跡を刈り取れるようにして下さい。 そうすれば皆に、人生での感動的奇跡が増し加えられるからです!主イエスのお名前で期待して祈ります。

AMEN!!!

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