2020年2月5日(水) ディボーション聖句 ヨハネの福音書4:46~54 46 イエスは再びガリラヤのカナに行かれた。そこは、かつて水をぶどう酒にされた所で ある。さて、カペナウムに病気の息子がいる王室の役人がいた。 47 この人は、イエスがユダヤからガリラヤに来られたと聞いて、イエスのところへ行き、下って来て息子をいやしてくださるように願った。息子が死にかかっていたからである。 48 そこで、イエスは彼に言われた。「あなたがたは、しるしと不思議を見ないかぎり、決して信じない。」 49 その王室の役人はイエスに言った。「主よ。どうか私の子どもが死なないうちに下って来てください。」 50 イエスは彼に言われた。「帰って行きなさい。あなたの息子は直っています。」その人はイエスが言われたことばを信じて、帰途についた。 51 彼が下って行く途中、そのしもべたちが彼に出会って、彼の息子が直ったことを告げた。 52 そこで子どもがよくなった時刻を彼らに尋ねると、「きのう、第七時に熱がひきました」と言った。 53 それで父親は、イエスが「あなたの息子は直っている」と言われた時刻と同じであることを知った。そして彼自身と彼の家の者がみな信じた。 54 イエスはユダヤを去ってガリラヤに入られてから、またこのことを第二のしるしとして行われたのである。 ［聖句メッセージ］ 本日で、ヨハネの福音書4章は終わりです。 46節『カナ』という街は、イスラエル王国の聖地エルサレムからは遠く離れており、そのエルサレムよりも北側に位置していた田舎町でした。この「カナ」は、ガリラヤ湖からは西へ約20キロ離れた街でした。またJesusは、以前、この「カナ」という街に、ご自分の弟子たちの友人の結婚式の為、母マリアと共に招かれたことがあったのです。尚、当時のイスラエル王国の結婚式とは、町中の人々を招待して、１週間程行われるお祭りのようなもので、結婚式から一週間位は、毎晩のようにぶどう酒やごちそうを食べて、町ぐるみの祝宴をしていたのです。 そして、その時、このカナの婚礼の最中に、結婚式に招いていた人たちを もてなす為のぶどう酒が、途中でキレてしまうというアクシデントが起きました。イスラエル王国の当時の結婚式や宴会は、途中で、ぶどう酒や食料が切れてしまうということは、大変 恥ずかしいことであり、主催者(新郎新婦)たちにはあってはならないことであったそうです。 するとJesusは結婚式の奉仕者たちに、６つの 80~120リットルの樽に 水をいっぱい注いで、宴会の世話役たちの所に持っていくように、神のみことばを語られたのでした。 それから、彼らがすぐに Jesusのみことば通りに忠実に行動した時、そのすべての水は、極上なぶどう酒に 奇跡的に変わったのでした。 あなたは、この奉仕者たちのように神のみことばに忠実に従う奉仕生活を築いていたり、また、みことばを聞いたら、常識的に不可能だとしても、躊躇なく、すぐにでもみことばに従う信仰を持っていますか？ なぜならBibleは、神の奉仕に忠実な人々とあれこれ疑ったり、考え過ぎず、すぐに神のみことば通りに行動できる忠実な人には、神の奇跡や願いの応答が 現れると教え説くからです。 また聖書は、クリスチャンといえども、神の奉仕を怠けていたり、聖書から教えられるみことばを スルーし過ぎたり、無視し続けると、永遠に満たされた幸福人生に必要な神の奇跡と願いの応答力は減少していくと忠告するのです。もし、あなたに永遠に満たされた幸福人生、神の奇跡や願いごとが叶う恵みが必要ならば、祈りつつ悔い改めましょう。 なぜなら、あなたの救い主Jesusは昨日までのあなたがどうであれ、今、真心から祈りつつ悔い改めて行動に移せる素直な人たちに、カナのような、神の奇跡と願いの応答のチャンスを与えられると約束するからです。 47~49節,そしてこの時、Jesusたちが再びカナの街にやって来ると、ある役人の子どもが 重病で死にかかっており、その子の父親はJesusがカナの婚礼式で行ったぶどう酒の奇跡の証しを聞いて、祈りすがってきたのでした。 しかしJesusは、その役人の心を見抜き、以下のように冷たく語られました。 「しかしあなたは、わたしを完全には信じていませんね。子供の命を救う方法が見当たらないから、仕方なく、また半信半疑で 私のもとに来ていますね。ではハッキリ言います。その程度の信仰なら神の奇跡的な癒しなど起こりません。目を醒まして悔い改め、神のみことばを完全に信じなさい！」と言うように戒められたのでした。 あなたは、完全に聖書のみことばを信じており、神のみことばに完全に従おうとしていますか？ なぜなら聖書は、中途半端な信仰では信仰を持たない人々程度の物事しか期待できず、しかし聖書のみことばを完全に信じて、従おうと祈りつつ悔い改めれば、あなたに必要な奇跡は表れると約束するからです。 49節,すると、Jesusに真心を見透かされた役人は、すぐに素直に悔い改めました。 「イエス様のおっしゃる通りでした。どうか、許してください。すみません！あなたしか子供の命を完全には救えません。どうか、私の子どもの命を癒して救って下さい！」と、この役人は一切のプライドを 捨てて、周囲の人々の面前で、まだ年の若いJesusに向かって、命乞いするように祈り頼んだのでした。 マタイの福音書8:13『それから、イエスは言われた。「さあ行きなさい。あなたの信じたとおりになるように。」すると、ちょうどその時、そのしもべはいやされた。』 50~54節,役人の子どもの父親が 恥も外聞をも捨てて、真心からJesusに祈りすがったその時、ちょうど午後7時に、その子どもは奇跡的に生命を 回復したのでした。 あなたは、この役人の父親のように、周囲の目など 全く気にせずに、恥も外聞も捨てられるほどに、真心から悔い改めの祈りを 捧げられていますか？ また、子どもの命を救うために、恥も外聞も気にせずに命乞いの祈りをした役人のように、大切な家族と仲間たちの救いや癒しの為に神礼拝奉仕を捧げていますか？ なぜなら聖書は、あなたとあなたの大切な人々に奇跡的な癒しや救いをもたらせるには、Jesusのみことばへな完全信頼と、プライドやこだわりを捨てて、真心から祈りつつ悔い改めようとするまことの信仰が問われると教え説くからです。中途半端なら、奇跡的な癒しや救いはあり得ません。目を覚ましあいましょう。 人生やプライドを賭けてまで、神のみことばを信じる者たちだけが自分自身や大切な人々を癒し、また救える神の奇跡を生み出せるのです。しっかり胸に書き記して下さい。 しかし、あなたも、この役人のように恥と外聞を捨て去る程の情熱的な愛と真心からの悔い改めを祈り行なえるようになり、あなた自身と大切な人々を幸福にして救える奇跡を数多く任されると期待します。AMEN (祈り) 主なる神様、皆を聖霊に満たし、真心から完全にBible&Jesusのみことばを 信頼させ、みことばを聞いたら、素直かつ、すぐに祈り悔い改められるように助け導いて下さい。 そうすれば、皆と皆の大切な人々を幸福にして救える神の奇跡と願いごとの成就が 数多く与えられるからです！主イエスのお名前で、期待して祈ります。AMEN‼︎!