2020年1月30日(木) ディボーション聖句　 ヨハネの福音書4:7~18 7 時は午後六時ごろであった。ひとりのサマリヤの女が水をくみに来た。イエスは「わたしに水を飲ませてください」と言われた。 8 弟子たちは食物を買いに、町へ出かけていた。 9 そこで、そのサマリヤの女は言った。「あなたはユダヤ人なのに、どうしてサマリヤの女の私に、飲み水をお求めになるのですか。」――ユダヤ人はサマリヤ人とつきあいをしなかったからである―― 10 イエスは答えて言われた。「もしあなたが神の賜物を知り、また、あなたに水を飲ませてくれと言う者がだれであるかを知っていたなら、あなたのほうでその人に求めたことでしょう。そしてその人はあなたに生ける水を与えたことでしょう。」 11 彼女は言った。「先生。あなたはくむ物を持っておいでにならず、この井戸は深いのです。その生ける水をどこから手にお入れになるのですか。 12 あなたは、私たちの父ヤコブよりも偉いのでしょうか。ヤコブは私たちにこの井戸を与え、彼自身も、彼の子たちも家畜も、この井戸から飲んだのです。」 13 イエスは答えて言われた。「この水を飲む者はだれでも、また渇きます。 14 しかし、わたしが与える水を飲む者はだれでも、決して渇くことがありません。わたしが与える水は、その人のうちで泉となり、永遠のいのちへの水がわき出ます。」 15 女はイエスに言った。「先生。私が渇くことがなく、もうここまでくみに来なくてもよいように、その水を私に下さい。」 16 イエスは彼女に言われた。「行って、あなたの夫をここに呼んで来なさい。」 17 女は答えて言った。「私には夫はありません。」イエスは言われた。「私には夫がないというのは、もっともです。 18 あなたには夫が五人あったが、今あなたといっしょにいるのは、あなたの夫ではないからです。あなたが言ったことはほんとうです。」 ［聖句メッセージ］ 昨日の続きです。 ヨハネの福音書8:48『ユダヤ人たちは言った。「私たちユダヤ人が、あなたはサマリヤ人で、悪霊につかれていると言うのは当然ではありませんか。」』 7~8節,このように聖書は、当時のサマリア人たちは、過去にアッシリア帝国に支配されていた頃の異教神とユダヤ教(旧約聖書)を混同した、独自の宗教感に陥ってしまったために、ユダヤ人たちからはサマリア人は不信仰の象徴と言われ、悪霊に取り憑かれているとまで言って差別されていました。 あなたは、聖書が教えてくれる神のみことばと、聖書に書かれていない、あなたなりの神観や思い込みの神知識を混同するいい加減な信仰を持っていませんか？ なぜなら聖書は、神のみことばと、それ以外のいい加減な神知識や自分本位な神観を混同する信仰は災いを呼び込む恐れがあると預言するからです。聖書に書かれていない、いい加減な神知識や知ったかぶりな神観には注意しあいましょう。 ヨハネの黙示録22:18神は言われた。『わたしは、この聖書の預言のみことばを聞くすべての者にあかしする。もし、聖書のみことばにつけ加える者があれば、神はこの聖書に書いてある災害をその人に加えられる。』 9節,このようにBibleは、サマリア人たちのように、聖書のみことばに自分勝手で都合の良い思考や異教を付け足す人々の神の祝福や繁栄は消え去り、やがて災害が起こると警告しています。尚、サマリアは、過去は北イスラエル王国の首都で繁栄していた街でしたが、聖書のみことばに異教の宗教や言い伝えなどを混同する信仰に陥った為に、もう二度と栄華を築くことができませんでした。 あなたはこの国に数多く存在している異教や占いなどの教えや 移ろいやすい社会常識に影響され過ぎて、聖書のみことばと混同して信じる傾向がありませんか？ なぜなら聖書は、神のみことばに異教や占いなどをちゃんぽんして信じる人々や聖書の教えを安易に曲げる人々は、いつか災いを呼び込むと預言するからです。充分、注意が必要なのです。 マラキ書2:16『「わたしは、離婚を憎む」とイスラエルの神、主は仰せられる。』 10~14節,しかし、この時Jesusは不信仰なサマリア人であり、5度も離婚経験があった罪深い女性をさばくどころか、むしろ哀れみ、神の癒しと救いのみことばを 宣べ伝えようとしました。 この女性はサマリヤの宗教観からも、さばかれており、数多くのサマリア人たちからも軽蔑されていた女性でした。その為、彼女は夕方６時という、誰も来ることのない時間帯の井戸に、生活に必要な水を汲みに来ていたのでした。 マタイの福音書7:1『さばいてはいけません。さばかれないためです。』 ローマ信徒への手紙3:10『それは、次のように聖書に書いてあるとおりです。「義人はいない。ひとりもいない。」』 ローマ信徒への手紙2:11『神にはえこひいきなどはないからです。』 このようにBibleは、人は皆、完全な人などおらず...不完全な人が 人を公正に裁くことなどできはしないと、教え説きます。聖書は、他人の人生と道徳的なことを 裁く権利があるのは、天地万物の主権者である神様だけだと、教え説くのです。 あなたは、このサマリア人のように、自らの罪深さを悔いて反省している女性を裁いたり、蔑視する傾向がありませんか？ なぜなら聖書は、自らの不完全さ、罪深さや過ちを　さておき、神のように他人の罪深さや過ちを厳しく裁いてゆるそうとしなかったり、蔑視する人々に神の赦しや救いはないと預言するからです。あなたの神様は、自分の不完全さや罪を省みずに、他人をさばき過ぎたり、根に持ち過ぎる人を嫌われるお方。肝にめいじあいましょう。 第一サムエル記16:7『しかし主は仰せられた。「彼らの容貌や、背の高さなど、見せかけばかりを見てはならない。わたしは人が見るようには見ないからだ。人はうわべを見るが、主は心を見る。」』 15~18節,またBibleは...人は皆、他人の財産、職業、地位、容姿、身なりや生い立ちなどの見せかけや過去ばかりを見て評価しようとしますが、世界人類の裁き主なる神様は人の内側の本心や本質を見て、神のゆるしと祝福わ救いを 振り分けられると教え説きます。 神の御子Jesusは、このサマリア人の女性は、確かに、過去はふしだらで 離婚を繰り返す罪性がありましたが、現在の彼女の心霊は深く傷付いて、愛に飢え渇いており、罪責感に捕らわれて、神の赦しや悔い改めを、切に祈っていたことを 見抜いて哀れまれたのでした。 あなたは他人を見せかけと持ちものや過去の行いばかりで、安易に評価し過ぎる傾向がありませんか？ まことの神様は、人々の深い反省心と謙虚さを 見抜いて癒し、また救う為に、その身代わりの代価として、神の救い主Jesusの十字架上の打ち傷と命を 差し出して下さる愛に満ちた救い主。 サマリアの女性のように、人生での罪悪と過ちを 深く悔い改めようと、Jesusのみことばに素直に従い続ければ、永遠に飢え渇かなくなる癒しや救いを実感できるのです。AMEN (祈り) 主なる神様、皆の霊の目を開いて、世界的な真理である みことばに、何か 付け加えたり、曲げたりせずに、また聖書の教えに異教や占いなどの教えを混ぜて信じないよう、聖書のみことばをそのまま 信じて受け入れられるようにして下さい。 また 皆が、Bibleから 自らの不完全さと罪悪を 悟って省みることを大切に生きて、他人をさばいたり、他人を見せかけばかりで判断しないように、助け導いて下さい。 そうすれば 皆に、永遠に飢え渇ないHolySpiritが満ち溢れ出すからです！主イエスのお名前で、期待して祈ります。AMEN!!!