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ルカの福音書10:25~37

2019年10月22日(火) ディボーション聖句 ルカの福音書10:25~37 25 すると、ある律法の専門家が立ち上がり、イエスをためそうとして言った。「先生。何をしたら永遠のいのちを自分のものとして受けることができるでしょうか。」 26 イエスは言われた。「聖書の律法には、何と書いてありますか。あなたはどう読んでいますか。」 27 すると彼は答えて言った。「『心を尽くし、思いを尽くし、力を尽くし、知性を尽くして、あなたの神である主を愛せよ』、また『あなたの隣人をあなた自身のように愛せよ』とあります。」 28 イエスは言われた。「その通りです。それを実行しなさい。そうすれば, 永遠にいのちを得ます。」 29 しかし彼は、自分の正しさを示そうとしてイエスに言った。「では、私の隣人とは、だれのことですか。」 30 イエスは答えて言われた。 「ある人が、エルサレムからエリコへ下る道で、強盗に襲われた。強盗どもは、その人の着物をはぎ取り、なぐりつけ、半殺しにして逃げて行った。 31 たまたま、祭司が1人、その道を下って来たが、彼を見ると、反対側を通り過ぎて行った。 32 同じようにレビ人も、その場所に来て彼を見ると、反対側を通り過ぎて行った。 33 ところが、あるサマリヤ人が、旅の途中、そこに来合わせ、彼を見てかわいそうに思い、 34 近寄って傷にオリーブ油とぶどう酒を注いで、ほうたいをし、自分の家畜に乗せて宿屋に連れて行き、介抱してやった。 35 次の日、彼はデナリ二つを取り出し、宿屋の主人に渡して言った。『介抱してあげてください。もっと費用がかかったら、私が帰りに払います。』 36 この三人の中でだれが、強盗に襲われた者の隣人になったと思いますか。」 37 彼は言った。「その人にあわれみをかけてやった人です。」するとイエスは言われた。「あなたも行って同じようにしなさい。」 [聖句メッセージ] 昨日の続きです。 25節『律法の専門家』とは、当時の旧約聖書の学者であり、法律自体が旧約聖書から作られていたので、法律の専門家でもありました。 また、あなたは先進国の法律は、欧米からの影響があるのですが、聖書が基盤であったことをご存知でしたか? 明治維新後から欧米化が進み、また、敗戦後にアメリカなどの連合軍が中心に定められた日本国憲法、法令も、実は聖書からの影響が大きいのです。 また、当時のユダヤ社会は旧約聖書のモーセ五書(創世記、出エジプト記、レビ記、民数記、申命記)が事実上の法律でもあったので、「律法の専門家」とは、現在の法律学者と聖書学者(神学者)の両面の役割を担っていたのでした。 25節,この時、ある一人の律法の専門家は、まだ30代前半でありながら、神の預言者で、神様からの救い主と噂されていたイエスの知識と知恵を試そうと、質問をしてきました。 尚、彼は主イエスの人気や影響力に嫉妬しており、彼は頭でっかちな知識と経験だけでしか神様を判断していた為に、イエスが神の御子で、世界人類の救い主であることを信じられなかったのでした。 ヨブ記11:7『人間が 神の深さを見抜くことができようか。全能者の極限を見つけることができようか。』 第一コリントの手紙1:19『それは、聖書にこう書いてあるからです。「神は知恵ある者の知恵を滅ぼし、賢い者の賢さをむなしくする。」』 また聖書は、創造主なる神様の定義と摂理は、聖書に書いてある通り、人間には計り知れないスケールのあるお方だと教え説きます。人間は、聖書でしか、まことの神様の真理や摂理を量り知ることはできないと教え説くのです。 25節,そして、この律法の専門家はJesusに以下のように質問しました。「イエス先生。私たち人間は、いったい、どうしたら死後に滅びず、永遠の命が与えられて、天国に移り住めるのでしょうか?」 26節,そしてJesusは、以下のように答えたのです。「では、旧約聖書のモーセ五書には、なんと書いてありますか?あなたは、専門家ですよね。そこに書いてあるので、答えてみなさい。」 27節,すると、律法の学者は自慢気に答えました。 「死後、滅びずに、永遠なる天国行きを内定させる為には...人は皆、心を尽くして、思いと知力を尽くして、主なる神様を愛するように生活することが、何よりも一番大切であり、そして次に大切なことは...いつも、周囲の人々を えこひいきし過ぎずに、自分のことのように、隣人を大切に接して生きることが 重要だと考えられます。」 28節,するとJesusは律法の専門家に答え返しました。「AMEN! その通りです。では、あなたも、みことば通りに 生き続けなさい。そうすれば、あなたは死んでも裁かれずに、天国に行けて、永遠に報われる幸福人生を築けるからです。」 29節,すると律法の専門家は、更にJesusに質問し返してきました。「では、私にとっての隣人とは誰のことを指すのですか?誰を 自分のことのように大切に接して生活すれば良いのでしょうか?」 マタイの福音書13:13 主イエスは言われた。『わたしが彼らにたとえで話すのは、彼らは見てはいるが見ず、聞いてはいるが聞かず、また、悟ることもしない人々だからです。』 30節,するとJesusは、律法の専門家が ご自分を神の御子で、世界人類の救い主であることを信じていないことを見抜かれて、神のみことばをはっきり答えようとせずに、すべてたとえ話で答えられ始めたのです。 あなたは、幼児のように、素直に疑念なく、神のみことばを信じて悟り行おうと生きられていますか? なぜならBibleは、幼児のように素直にJesusのみことばを信じて悟り行おうとする以外の人々には、神様は現れず、神の知恵や預言をはっきり悟れないと教え説くからです。 世界人類の父なる神様は、ご自分の唯一の御子であるJesusを信じて従おうとする謙遜な者たちだけにしか現れず、はっきりした神の知恵やご計画を答えないと、教え説くのです。しっかり胸に書き記して下さい。 30~35節,また『祭司』とは、神に選ばれて、神の御力が油注がれた聖職者であり、神の御前で信徒たちを代表して神礼拝を導いていた主要な聖職者を意味します。 また『サマリヤ人』とは、ユダヤ人とアッシリア人の移民たちとの間に生まれた人々とその子孫たちの総称。 尚 このサマリヤ人たちは、ユダヤ教とアッシリアの異教神などを混同してしまっていた為に、信仰が歪んでいた為に神の聖霊力も弱く、また数多くの人々から差別されていた人々になります。 『レビ人』とは、祭司(聖職者)の助手的な役割をする階級の人々。具体的には、神殿の門の見張り役や、神殿の建物や経済などの運営と維持管理にかかわった仕事をしていた人々。また、レビ人の多くは、祭司や律法学者たちとは違って、低い賃金で生活しなければならず、貧しい生活をしていたのです。 30~34節,そしてJesusは、律法の専門家に、引き続き、以下のようにたとえ話をしたのです。 「ある人がエルサレムからエリコという町に旅する途中、山賊たちに襲われてしまい、持ち物どころか、着物までもはぎ取られて、大怪我をして倒れていました。すると、そこに最初は祭司。次にレビ人。最後にサマリヤ人が、順番にその場に出くわしたのでした。 まず祭司は、裸で怪我をして倒れている人を見ると、その人が全く知らない人であるのと、また 訳のわからない暴力沙汰に関わらないようにと、その反対側を通り過ぎて、見捨てて行ってしまいました。 次のレビ人も、愚かな喧嘩ごとだろうと、トラブルに関わらないように通り過ぎて行ってしまったのです。 しかし、信仰が歪んでいた欠点があったサマリヤ人だけは、その人を哀れに思って、自分の家畜に乗せて運び、薬と宿代まで出して 介抱してあげたのです。」 36節そして、このたとえを語られたJesusは、律法の専門家に、引き続き質問しました。 「では、この3人の中で、誰がいったい、自分のことのように隣人愛を施せたでしょうか?誰が 天国行きに内定すると思いますか?」 37節,すると律法の専門家は、Jesusにこう答えました。「裸で、怪我をして倒れていた、訳の分からない他人にも施しをしたサマリア人が神様に救われると思います。」 すると最後に、Jesusは律法の専門家に以下のように命じられたのでした。「では、あなたも...いつ、どんな状況であろうとも、また どんな人であろうとも、決して差別せずに、自分のことように大切に考えてあげる隣人愛を働かせて、聖書のみことば通りに行動して生き続けなさい。そうすれば、永遠に報われる幸福人生、天国行きも獲得できらるからです」 第一ヨハネの手紙4:7~8『愛する者たち。私たちは、互いに愛し合いましょう。愛は神から出ているのです。愛のある者はみな神から生まれ、神を知っています。愛のない者に、神はわかりません。なぜなら神は愛だからです。』 37節,あなたの言動と行動を通して、隣人を永遠に救い、他人のピンチを助けられるJesusLoveによる生き様が現れると期待します。AMEN (祈り) 主なる神様、皆を聖霊に満たしてご利益宗教心を悔い改めさせ、真心から神を愛しつつ、隣人を自分のことのように大切に考えてあげられる隣人愛を 大切に生きられるように。 またBibleのみことばとJesusLoveに伴う言動と行動を表せるように助け導いて下さい。 そうすれば、皆と周囲に永遠に報われる幸福人生に必要な神の愛や奇跡が 満ち溢れるからです!主イエスのお名前で、期待して祈ります。AMEN!!! 

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