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マタイの福音書26:6~16

2019年5月19日(日) ディボーション聖句 マタイの福音書26:6~16 6さて、イエスがベタニヤで、ツァラアトに冒された人シモンの家におられると、 7ひとりの女がたいへん高価な香油の入った石膏のつぼを持ってみもとに来て、食卓に着いておられたイエスの頭に香油を注いだ。 8弟子たちはこれを見て、憤慨して言った。「何のために、こんなむだなことをするのか。 9この香油なら、高く売れて、貧しい人たちに施しができたのに。」 10するとイエスはこれを知って、彼らに言われた。「なぜ、この女を困らせるのです。わたしに対してりっぱなことをしてくれたのです。 11貧しい人たちは、いつもあなたがたといっしょにいます。しかし、わたしは、いつもあなたがたといっしょにいるわけではありません。 12この女が、この香油をわたしのからだに注いだのは、わたしの埋葬の用意をしてくれたのです。 13まことに、あなたがたに告げます。世界中のどこででも、この福音が宣べ伝えられる所なら、この人のした事も語られて、この人の記念となるでしょう。」 14そのとき、十二弟子のひとりで、イスカリオテ・ユダという者が、祭司長たちのところへ行って、 15こう言った。「彼をあなたがたに売るとしたら、いったいいくらくれますか。」すると、彼らは銀貨三十枚を彼に支払った。 16そのときから、彼はイエスを引き渡す機会をねらっていた。 [聖句メッセージ] 昨日の続きです。 6節『ツァラト』とは、ハンセン病(らい病)などの重い皮膚病を意味します。尚、当時の重い皮膚病『ツァラト』と診断された人々は「汚れている」と判断されて隔離されて(差別を受けた)しまい、普通の社会生活を送ることが出来ませんでした。しかしイエスは、彼らを差別するどころか癒し、救い導く愛の労に励んでいたのです。 あなたは思い皮膚病など、違いがある人々を差別したり、距離を置きすぎる傾向がありませんか? なぜなら聖書は、人を見かけで判断したり、差別してしまう人々に神の救いは難しいと教え説くからです。気をつけあいましょう。 マタイの福音書9:10~13『イエスが家で食事の席に着いておられるとき、見よ、取税人や罪人や病人たちが大ぜい来て、イエスやその弟子たちといっしょに食卓に着いていた。すると、これを見たパリサイ人たちが、イエスの弟子たちに言った。「なぜ、あなたがたの先生は、取税人や罪人たちといっしょに食事をするのですか。」イエスはこれを聞いて言われた。「医者を必要とするのは丈夫な者ではなく、病人たちです。『主なる神様はあわれみは好むが、いけにえは好まない』とはどういう意味か、行って学んで来なさい。わたしは正しい人を招くためではなく、罪人を招くために来たのです。』 マルコの福音書1:34『イエスは、さまざまの病気にかかっている多くの人をいやし、また多くの人に取りついていた悪霊を追い出された。』 6節,このように神の御子で、模範的な人生を送られたイエスは、全く人々が寄り付かないツァラトなどの重病者たちや、数多くの人々か嫌っていた貪欲な取税人、遊女、罪にまみれた人たちを 差別しようとせずに会食したり、神のみことばや福音を教えて救い導いていたのです。神に選ばれしあなたにも、この愛の使命が委ねられているのです。 ヤコブの手紙2:1『兄弟姉妹たち。あなたがたは私たちの栄光の主イエス・キリストを信じる信仰を持っているのですから、人をえこひいきしてはいけません。』 6節,あなたは他人をえこひいきし過ぎたり、差別したりなどして、知らぬ間に他人を傷つける傾向がありませんか? なぜなら聖書は、好き嫌いの感情があって当然ですが、露骨に人を差別したり、傷つけてはならないと教え勧めるからです。他人を差別、傷つける人は皆、いつか必ず誰かに傷つけられる羽目に陥るのです。しっかり胸に書き記しあいましょう。 7節 『香油』とは、香料植物から抽出した天然香料、または漢方薬となる高価な精油や軟膏のことを指します。香油は、当時の病人に塗る油薬だったり、信仰的儀式でも聖別された人々に香油(聖油)を注いだりして使用しており、葬儀の際にも、死体に塗る防腐剤としても使用していたのです。 7節,尚、この時、この女性は時価約300万円もの香油(350g)を 主イエスの頭に注ぎながら、主イエスに栄光をお返しして、十字架上の贖罪の死に備えていたのです。彼女は、誰よりも天に宝を積む愛の労をしていたのでした。 8~9節,しかしこのとき、それを見ていた12使徒のユダは、言いました。「もったいない!なんて愚かなことをするんだ。それを売って、お金にすれば、多くの貧困者たちに食べさせられたのに!」 彼は、もっとも大切な神愛と天に宝を積む愛の労の意味がわからなかったのです。そしてユダは、この後、サタン、悪霊にとらわれて、自殺する呪いを背負ってしまったのです。神愛、天に宝を積む愛の労も重要なのです。肝に命じあいましょう? ルカの福音書12:33~34主イエスは言われた。『持ち物を売って、施しをしなさい。自分のために、古くならない財布を作り、朽ちることのない宝を天に積み上げなさい。そこには、盗人も近寄らず、しみもいためることがありません。あなたがたの宝のあるところに、あなたがたの心もあるからです。』 10節,そして主イエスは、ユダたちを叱りつけました。「黙りなさい!あなたがたは、彼女の邪魔をしてはいけない!彼女の神愛の行為は、非常に立派だからです!彼女は、今、誰よりも多く天に宝を積んでいるのです。」 11~12節,そしてイエスは、 以下のようにも付け足しました。「貧しい人たちは、これから、あなたたちが助けてあげられます。しかし、わたしはもうすぐ、世界人類の救霊のために、十字架上で世界人類の贖罪のために命を捨てなければなりません。彼女は、その旧約聖書のみことばの預言を知っていて、全財産の香油を わたしに注ぐことで その感謝と敬意を表して、お葬式の準備をしてくれたのです。そして 彼女がしてくれたことは、今後、世界中の信仰の模範、天に宝を積む模範的行為として、新約聖書に書き記されるでしょう。」 マラキ書3:9『――万軍の主は仰せられる――わたしがあなたがたのために、天の窓を開き、あふれるばかりの祝福をあなたがたに注ぐかどうかをためしてみよ。』 11~12節,このよう聖書は、このときの女性のように、神を愛し信頼しながら、天に宝を積む者は、必ず報われると約束します。 あなたは、神愛や天に宝を積む愛の労も行えていますか? 天に宝を積む愛の労を大切に生き続ける人は皆、永遠にいく倍も報われるからです。 人助けの愛と天に宝を積む神愛の労も同じように重要なのです。 14~16節,そして、高価な香油の使い方に 一番ケチをつけていた 12使徒のユダは、敬愛していたイエスキリストの命を、わずか銀貨30枚(現在の約110万円)で売ってしまうのです。天に宝を積むことの大切さを怠ったり、またケチをつけるような人は、このユダのように、わずかなお金で、身を滅ぼしかねません。目を醒ましあいましょう。 しかしあなたはバランス良く天に宝を積むことで、必要以上の金銭欲や虚しい貪欲から解放され、神様からいく倍も報われる幸福人生を刈り取れると期待します。AMEN (祈り) 主なる神様、皆を聖霊に満たし、他人をえこひいきし過ぎたり、差別しないように、また 皆が、バランスよく天に宝を積めるように、教え諭して下さい。 そうすれば 皆、神様から、いく倍もの報いを受けられる幸福人生を 築けるからです!主イエスのお名前で 期待して祈ります。AMEN!!! 

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