2019年5月18日(土) ディボーション聖句 マタイの福音書26:1~5 1イエスは、これらの話をすべて終えると、弟子たちに言われた。 2「あなたがたの知っているとおり、二日たつと過越の祭りになります。人の子は十字架につけられるために引き渡されます。」 3 そのころ、祭司長、民の長老たちは、カヤパという大祭司の家の庭に集まり、 4イエスをだまして捕らえ、殺そうと相談した。 5しかし、彼らは、「祭りの間はいけない。民衆の騒ぎが起こるといけないから」と話していた。 [聖句メッセージ] 本日からマタイの福音書は26章です。 1~2節『過越の祭り』とは、ユダヤ教の祭日の一つ。英語では'Passover'。 尚、過ぎ越しの祭りの由来は...かつてユダヤ人たち不信仰による代償として、長い期間(神様から与えられた夢と預言を成就させた男・ヨセフの時代頃から十戒のモーセの時代)、中東の強国エジプトの植民地として虐げられていました。聖書は、クリスチャンといえども、真理に反しつある人々は神を知らない人々と変わらない闇の試練に立たされると預言するのです。肝に命じあいましょう。 しかし父なる神様は、神に選ばれしユダヤ人たちが苦しんで悔い改めている姿やその祈りを聞いて哀れみ、当時80歳になっていた敬虔なモーセを神の預言者、ユダヤの指導者に任命して、ユダヤ人たちに不思議な神の御業を起こして救い導き、エジプトの支配から解放させて、新たな約束の地へと向かわせようとしたのでした。 しかし、エジプトの王ファラオがこれを妨害しようとしたので、父なる神様は、神信仰の敵国エジプトに対して10もの災いを与えて、神の民ユダヤ人たちを救い導かれたのです。 尚、その時の10番目の災いが...エジプト人と、その家畜に至るまでの「すべての初子を病死させる」という恐ろしい災いであったのです。しかしその時、まことの神様は神の民ユダヤ人たちに、神のみことばを送り、それに従えば エジプト人たちに注がれる災いが及ばないと約束されたのです。そのみことばとは、家の戸口に子羊の血の印をつければ、不信仰なエジプト人たちに起こる災いが、神の民ユダヤ人たちだけには臨ませないという、モーセからの預言だったのです。この災いの過越こそが、神の民ユダヤ人たちの『過越の祭り』の起源となったのです。 つまり、過越の祭りとは 奴隷状態にあった、ユダヤ民族のエジプト脱出、独立を記念する祭りであり、神が敵対者・エジプト中の初子を殺したとき,仔羊の血を門口に塗ったユダヤ人の家だけは災いを過ぎ越させたという故に、過越の祭りと名付けられたのです。 使徒の働き12:11『そのとき、使徒ペテロは言った。「今、確かにわかった。主は御使いを遣わして、敵・ ヘロデの手から、また、すべての敵対者たちが待ち構えていた すべての災いから、私たちを救い出してくださったのだ。」』 1~2節,またBibleは...神の御子イエスの十字架上の血潮による贖罪信仰を信じて みことばで悔い改める人は皆、たとえ 国中に大災害や大病が蔓延しても、どんな災いも及ばないと約束してくれます。主イエスの十字架上の血潮で清められて、みことばに従い続ければ、見えずとも、いつも天の御使いたちが特別に守り、助け導いてくれると約束するのです。主イエスの十字架贖罪信仰を信じてした続ける者たちに災いは訪れません。この聖書の約束を胸に書き記して下さい。 ヨハネの福音書7:7主イエスは言われた。『この世は、わたしを憎んでいます。わたしが、世について、その行いが悪いことをあかしするからです。』 ルカの福音書16:15『イエスはパリサイ派の律法学者と政治家たちに言われた。「あなたがたは、人の前で自分を正しいとする者です。しかし神は、あなたがたの心のすべてをご存じです。人間の間であがめられるものは、神の前で憎まれ、きらわれるのです。』 ヨハネの福音書3:20『悪いことをする者は皆、神の光を憎み、その行いが明るみに出されることを恐れて、神の光のほうには来ません。』 ヤコブの手紙5:16『ですから、あなたがたは、互いに罪を言い表し、互いのために祈りなさい。いやされるためです。義人の祈りは働くと、大きな力があります。』 3~5節,またBibleは、自分は正しく、潔白だと自己宣伝する人々ほど、実は多くの罪と過ちを隠し持っている、愚かな人々であると預言します。 あなたには、悔い改めなければならない罪や過ちがありませんか? 聖書は、あなたに悔い改めるべき罪や過ちを教え諭して、あなたを悔い改めさせ、永遠に報われる幸福人生を与えられる神の真理の書。活用し続ければ、永遠に報われるのです。 また聖書は、もし あなたが自分には主イエスの十字架信仰の贖いが必要だと、深く反省して、自らの足りなさと神の存在を認めながら、素直に悔い改められる謙遜と素直さをあわせ持つ人は皆、真の知者、永遠に報われる義人とされると教え説きます。まことの知者、永遠に報われる義人を目指しあいましょう。 3~5節,しかしこの時、当時のユダヤの政治家と宗教指導者や学者たちは、イエスの語るみことばメッセージによる戒めや指摘で 自らの足りなさと罪や限界を認めて 悔い改めるどころか、ぎゃくに開き直って、腹を立てるばかりでした。そして、主イエスを罠にかけて、殺そうとまで計画したのです。 ローマ信徒への手紙12:10『神に選ばれた あなたがたは、兄弟愛をもって心から互いに愛し合い、尊敬をもって互いに人を自分よりまさっていると思いなさい。』 3~5節,そしてBibleは、どんなに多くの富、知識、権威に恵まれたとしても 高慢にならずに、周囲の人を 自分よりも賢く、優っている点もあると正当な評価ができる人ほど、賢い、大きな器だと教え説きます。 あなたは、周囲にいる 自分よりも富、知識、役職の低い人々を 正当に評価できていますか? また、あなたは、周囲にいる 自分よりも富、知識、役職の低い人々の尊敬できる点を見い出せる関係性を築けていますか? なぜなら聖書は、周囲にいる 自分よりも富、知識、役職の低い人々の尊敬できる点を見出せない人々に成功的人生はなし得ないと預言するからです。 あなたも、聖書のみことばから、全ての隣人を敬愛出来る謙遜な姿勢、正当な評価力が養い育っていけると期待します。AMEN (祈り) 主なる神様、皆を聖霊に満たし、身勝手さ、必要以上の競争心や行き過ぎたプライド意識から開放させて、聖書を通して、自分や隣人を 正当に評価、敬愛し合えるように助け導いて下さい。 そうすれば 皆、主イエスのような偉大な器に成長し続けられるからです!主イエスのお名前で、期待して祈ります。AMEN!!!
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