2018年8月4日(土)
ディボーション聖句
使徒の働き8:5~8
5
ピリポはサマリヤの町に下って行き、人々にキリストを宣べ伝えた。
6
群衆はピリポの話を聞き、その行っていたしるしを見て、みなそろって、彼の語ることに耳を傾けた。
7
汚れた霊につかれた多くの人たちからは、その霊が大声で叫んで出て行くし、多くの中風の者や足のなえた者は直ったからである。
8
それでその町に大きな喜びが起こった。
[聖句メッセージ]
昨日の続きです。
5節,『ピリポ』とは、Jesusが 直接的に誘って12使徒のうちの一人とされた男。彼は、12使徒の中で、一番ギリシャ語が堪能でありJesusとギリシャ人との仲介役の伝道者となった人でした。
また、古代ヨーロッパの言語は 古代ギリシャ語と古代ラテン語が中心となって、学問や文化が発展していった為、ギリシャ語やラテン語に通じていたピリポの働きは、世界宣教の基礎を築く素晴らしい働きとなったのです。
ピリピの手紙3:20『私たちの国籍は天国にあります。そこから主イエス・キリストが救い主としておいでになるのを、私たちは待ち望んでいます。』
そして聖書は、使徒ピリポのように国籍の違いを 全く気にせずに、自分は天国人だと自覚しながら、神の国の働きである福音宣教や真理を証し伝える愛の労を 第一に生きるグローバルな人の人生は、後世に語り継がれるほどの神の祝福や永遠なる恩恵を受けられると約束するのです。自分は天国人(神の国)だと自覚して、神の国の働きとなる福音宣教や教会奉仕を 大切に生きている者に 永遠なる恩恵が注がれるのです。
5節『サマリヤの町』とは、紀元前720年頃までは、北イスラエル王国の首都で中心地でしたが、後に アッシリアという敵国の移民が増え、イスラエル人との混血の人々が多く生まれていった地域。その歴史がら、当時のサマリア地方は、信仰や様々な文化や伝統など 全ての点において、イスラエルの伝統や信仰とは一線を画しており、伝統的で保守的なイスラエル人達から差別を受けていた地域でもありました。しかしユダヤ人・ピリポは、自分は愛を重んじる天国人だと自覚していた為に、このサマリヤ人たちを全く差別せず、サマリア人たちへの隣人愛と救霊の働きに従事していたのです。
あなたは、国籍、貧富の差、学歴、ルックスなど、人の見せかけで差別やえこひいきをすることは ありませんか?
なぜなら聖書は、人を見せかけで差別、分別する人は皆、神の祝福や死後の恩恵を手放す罪悪を犯していると忠告するからです。人を差別したがる人は、神様から罪人扱いを受け続けてしまうのです。肝にめいじあいましょう。
ヤコブの手紙2:9~10『しかし、もし人をえこひいきするなら、あなたがたは罪を犯しており、聖書の律法によって違反者として神様に責められます。聖書の律法全体を守っても、一つの点でつまずくなら、その人はすべての罪を犯した者となされるのです。』
第一コリント1:23~25 『私たちは十字架につけられたキリストを宣べ伝えるのです。伝統や律法を重んじるユダヤ人にとってはつまずき、神を信じられない異邦人にとっては愚かでしょうが、しかし、ユダヤ人であってもギリシヤ人であっても、なに人でも、神に召された者にとっては、キリストは神の力、神の知恵なのです。なぜなら、神の愚かさは、人よりも賢く、神の弱さは人よりも強いからです。』
6節, 当時のユダヤ人達は自国の伝統や旧約聖書を重んじていた為に、その神様からの報いとして権力者や博学な人々も数多くおりましたが、非常に保守的でサマリヤ人達などの移民、歪んだ信仰者や個性の強い人々に対しては排他的であり、新約聖書の教えであるJesusの十字架贖罪信仰を信じて 悔い改め続ければ、誰でも神様の赦しを受けて 救われるという福音を 受け入れにくかったのです。ユダヤ人たちは、サマリア人たちは、信仰も歪んでおり、天国に行ける訳ながないと思い込んでいたのです。しかし聖書は、サマリア人たちのように行いの歪んだ信仰者であったとしても、今日から悔い改め続ければ、神様からの赦しや天国行きの可能性があると預言するのです。
6節, しかしサマリヤ地方は、ユダヤ系、アッシリヤ系など、様々な混血の人々と移民が多数住んでおり、必要以上の伝統の束縛からも開放されていて、新しい教えであるJesusの十字架の救いや国籍を超越した神の国の価値観と国際化を教え勧める新約聖書の教えを受け入れやすい状況と環境にいたと言えます。このように聖書は、時にマイナスと思われることもプラスに転じることがあると 教え説きます。サマリア人たちのように信仰の知識や霊的無知な国々にはユダヤ人たちのように頭デッカチで頑固な宗教者はいないので福音宣教や真理教育をしても 比較的に迫害されにくく 伝えやすいとも言えるのです。
7~8節, 尚、当時の悪霊に取り憑かれた人々とは、原因の分からない難病患者、不治の病や、原因不明の精神病や神経症、不眠症、テンカン症などを含んだ一部の症状を 言いました。
聖書は、原意不明の不治の病、突発的な病、精神疾患、原意不明の不眠症、自殺願望などは、悪霊が原因の場合があると教え説くのです。
また聖書は、他に 暴言や暴力なでの依存症、アルコール薬物などの快楽依存や性的依存症などの人々の一部も、悪霊による原因もあり得ると教え説くのです。世界中の教会で現代医学ではいやせなかった上記の症状が 奇跡的かつ感動的に癒されたり、改善されている証しが日常茶飯事でもあるのです。
尚、現代医学は、原因不明の精神病や神経症の人々を 完治出来ないと知っていながら、薬漬けにする傾向があるといっても、過言ではありません。これは賛否両論です。しかしJesusの時代は、原因不明の精神や神経の病は、神との関係性や、悪霊が原因と診断されたこともあり、教会内で、非常に多くの人々が癒されていたと、聖書は証ししているのです。
漢字で『神経症』とは、患者と神とを経由する病と書きますし、『精神病』とは、神様との精魂に関する病、と書きます。そして聖書は、あなたの神経や精神疾患やストレスフルの状態は、Jesusへの祈りで、神様との関係性が回復していけば、必ず良くなると約束するのです。ただ Jesusの癒しを信じて、祈り続けることが大切です。
マタイ福音書8:13『イエスは言われた。「さあ行きなさい。あなたの信じたとおりになるように。」すると、ちょうどその時、その信じた人々は, 癒され救われた。』
マタイの福音書8:16『また人々は、悪霊につかれた者を大ぜい、主イエスのみもとに連れて来た。そこで、イエスはみことばをもって霊どもを追い出し、また全ての病気の人々をみな癒した』
8節,このようにサマリヤ人達の多くは、今まで持っていた古い宗教感や伝統や社会常識よりも、新しい教えである。神の御子Jesusの癒しを信じることを 選択しました。そして彼らは仲間たちを癒して救ってあげたいと心底願う「仲間たちへの愛」を行動に移した為に、彼らの仲間たちの多くは、神の奇跡や感動的な癒しを 数多く手にいれられていたと、Bibleは教え説いています。Jesusのみことばを信じて、福音宣教をして 周囲を癒して救いたいと願う愛に満ちた行動を起こせる者たちは、必ずいく倍も報われる幸福人生になり変われるのです。
しかし聖書は、ユダヤ人達のように過去の宗教観、形式的な伝統意識、根拠の乏しい常識感を重んじ過ぎてしまうと、神様からの赦しやJesusの祈りの奇跡や癒しのチャンスを 取り逃がすと忠告しています。このサマリヤ人達のように、神様や霊的なことを知ったかぶりせず、Jesus&Bibleを ただ素直に信じて、神の国の価値観を スポンジのように吸収し続ける人たちだけに、神の感動的な癒しや必要な奇跡を獲得できると教え説くのです。全てはあなたの信じ方次第です。肝にめいじあいましょう。
あなたの心霊も、素直なサマリア人たちのように新しいみことばを どんどん吸収して、神の偉大なる奇跡や感動的な癒しを 引き出せる 神の子になり変われると期待します。AMEN
(祈り)
主なる神様、皆を聖霊に満たし、このサマリア人達のように、新しい真理や神の国の価値観を受けいれられる自由と素直さを増し加えて下さい。
そうすれば 皆、主イエスの感動的な癒しや偉大な奇跡をも引き出せるからです!主イエスのお名前で期待して祈ります。AMEN!!!