2018年7月9日(月) 使徒の働き5:34~37
34
ところが、すべての人に尊敬されている律法学者で、ガマリエルというパリサイ人が議会の中に立ち、使徒たちをしばらく外に出させるように命じた。
35
それから、議員たちに向かってこう言った。「イスラエルの皆さん。この人々をどう扱うか、よく気をつけてください。
36
というのは、先ごろチゥダが立ち上がって、自分を何か偉い者のように言い、彼に従った男の数が四百人ほどありましたが、結局、彼は殺され、従った者はみな散らされて、あとかたもなくなりました。
37
その後、人口調査のとき、ガリラヤ人ユダが立ち上がり、民衆をそそのかして反乱を起こしましたが、自分は滅び、従った者たちもみな散らされてしまいました。」 [聖句メッセージ]
昨日の続きです。
34節,『律法学者』とは、今で言う「聖書(神学)学者と法律学者」の両面を意味します。聖書の律法は、当時のユダヤ法令であり、今や先進国の法令は聖書を土台にしていると言われています。
あなたは、先進国や、この日本の法令、憲法の土台は聖書であったことをご存知でしたか?
聖書は永遠の真理、世界の法令や常識の土台を成しているのです。
また『パリサイ』とはヘブル語(ユダヤ人語)で「分離する」と言う意味があり、『パリサイ人』とは、ユダヤ教の敬虔な信徒たちであり、彼らは自分たちの信仰と伝統を守る為に、同じ信仰を持たない人々を分類しながら生活していた、保守的なユダヤ教の教派の人々をいうのです。
マタイ福音書22:37~40『そこで、イエスは彼に言われた。「心を尽くし、思いを尽くし、知力を尽くして、あなたの神である主を愛せよ。これがたいせつな第一の戒めです。「あなたの隣人をあなた自身のように愛せよ』という第二の戒めも、それと同じようにたいせつです。」聖書の律法全体と預言者とは、この二つの大切な戒めにかかっているのです。」』
34節,この『ガマリエル』という人は パリサイ人でありながら、世の中と分離せず、人を差別せずに、神様と全ての隣人を大切にする愛に生きていた為に、誰もから尊敬されていた律法学者でありました。
エペソの手紙4:13『聖書の教えは、私たちがみな、信仰とキリストに関する知識の一致とに達し、完全におとなになって、イエスの満ち満ちた身たけにまで達するためです。』
このように聖書は...人は皆、Bibleのみことば(真理)を 真心から受け留めて、神愛と隣人愛を大切に生き続けるのならば、神の性格を持つJesusに似ていき、世界中のどこに行っても尊敬されて成功する幸福人生を獲得できると約束しています。
あなたの昨日までが どうであれ、Bibleのみことばに生きようとし続ければ、必ず あなたもJesus似の素晴らしい人格者となり、何をしても報われる幸福人生を生きられると約束するのです。あなたの人格と生き様に現れる、神の御子Jesusの似姿に期待します。
35節,このガマリエルは、旧約聖書のみことばを熟知しており、本物の生きた信仰を持った愛の人であった為、使徒ペテロたちの話すことばと表情を見て、彼らが本物の神の使徒であったことを 認めていました。その為、彼はユダヤ教パリサイ派でありながら、神愛と隣人愛を大切に慎重になれたので、キリストの使徒たちとユダヤ議員達の一触即発の事態を避ける行動を取れたのです。
このように聖書は、同じ聖書信仰の人々は同じ神の子同士であり、もめたなら すぐに和解する隣人愛を表すべきだと教え説くのです。
あなたは パリサイ派の人々のように神の教会の聖職者や神の家族たちと もめて、和解するどころか、神の家族関係を破壊したままにしたことは ありませんか?
なぜなら聖書は、神の子たち同士 和解せずに放って置くクリスチャンは、人間関係で苦しい刈り取りや試練が待っていると預言するからです。同じ神の子同士、和解しようとしないクリスチャンに神の聖霊力や奇跡は皆無なのです。目をさましあいましょう。
マタイの福音書18:35主イエスは言われた。『あなたがたもそれぞれ、心から兄弟姉妹を赦さないなら、天のわたしの父も、あなたがたに、このように赦さないのです。』
マタイ福音書12:25『イエスは彼らの思いを知ってこう言われた。「どんな国でも、内輪もめして争えば荒れすたれ、どんな町でも家でも、内輪もめして争えば立ち行きません。』
このように ガマリエルは、同じ信仰の神の家族たちを 裁いて赦さない者は、神に敵対することを知っていた為に、使徒ペテロたちを慎重に扱うように、ユダヤ議会に忠告したのです。
あなたは同じ信仰の神の家族たちを 裁いたり、赦せないと和解せず逃げ隠れしたり、意固地になる傾向はありませんか?
出来る限り、早く平和的解決をすることが 大切なのです。
マタイ福音書5:9主イエスは言われた。『平和をつくる者は幸いです。その人たちは神の子どもと呼ばれるから。』
そしてBibleは、神の家族同士、たとえ どんなトラブルが起きようとも、見えない敵の策略に目をさましながら Bibleのみことば(真理)を 第一にする平和的解決を心がけられる建設的な思考を働かせることが重要だと教え説きます。神の家族同士、和解できない人生に神の感動的な奇跡や、救霊して洗礼に導ける聖霊力は宿らないと預言するのです。肝にめいじあいましょう。
36~37節,この『チゥダ』や『ガリラヤ人のユダ』だけに限らず、実際、世界中にはJesusのように多くの奇跡を起こしたり、神の名前とパワーを語った預言者や超能力者、カリスマ的な宗教指導者達が、数えられないほどに 存在してきました。しかし、神の御子Jesus以外の人々は、肉体の死後、信徒たちが散り散りバラバラになったり、また 預言者の預言が外れたり、神の御子Jesus以外の全ての人たちは偽者の神、サタンの能力だったと言われています。
また聖書は、現代でも 不思議なことを起こす人々や、多くの新興宗教の指導者達が存在していますが、本物の神の力かどうかは、聖書の真理から判別するか、その指導者たちの死後にならなければ、実証出来ないと教え説くのです。聖書は、まことの神の祝福と奇跡なのか、サタン(悪魔、悪霊)の不思議パワーや誘惑の罠なのかを 唯一見極められる神の国の判別書。あなたや周囲に起こる奇跡が 神の祝福や奇跡なのか、はたまた、サタンの誘惑の奇跡や不思議な罠なのか判別しながら、生き抜くことも重要です。目をさましあいましょう。
ローマ信徒への手紙10:11『聖書はこう言っています。「主イエスに信頼する者は、失望させられることがない。」』
このように聖書は、主イエスの十字架信仰とそのみことばを 第一に信頼して生き続ければ、永遠に失望などあり得ないと約束してくれます。あなたの救い主Jesusは、あなたの願いごとや期待以上の祝福を与えられるお方なのです。
あなたの人生に起こる 神の偉大なる御業と、聖霊とみことばによる奇跡に期待します。AMEN
(祈り) 主なる神様、皆を聖霊に満たし、何よりもBibleのみことばとJesusのLoveや神様からの平和を 大切に生き続けられるように助け導いて下さい。
そうすれば 皆、神の偉大なる御業と聖霊の奇跡を引き出し続けられるからです!主イエスのお名前で、期待して祈ります。AMEN!!!