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使徒の働き25:6~11

GOD said 『あなたの罪は赦された』 『わたしのしもべは栄える』 『いつも、喜んでいなさい。絶えず祈りなさい。すべての事に感謝しなさい』

2016年8月10日(水)

ディボーション聖句

使徒の働き25:6~11 6フェストは、10日ほどエルサレムに滞在してから、カイザリヤへ下って行き、そのすぐ翌日、裁判の席に着いて、パウロの出廷を命じた。 7パウロが出て来ると、エルサレムから下って来たユダヤ人たちは、彼を取り囲んで立ち、多くの重い罪状を申し立てたが、それを証拠立てることはできなかった。 8しかしパウロは弁明して、「私は、ユダヤ人の律法に対しても、宮に対しても、またカイザルに対しても、何の罪も犯してはおりません」と言った。 9ところが、ユダヤ人の歓心を買おうとしたフェストは、パウロに向かって、「あなたはエルサレムに上り、この事件について、私の前で裁判を受けることを願うか」と尋ねた。 10すると、パウロはこう言った。「私はカイザルの法廷に立っているのですから、ここで裁判を受けるのが当然です。あなたもよくご存じのとおり、私はユダヤ人にどんな悪いこともしませんでした。 11もし私が悪いことをして、死罪に当たることをしたのでしたら、私は死をのがれようとはしません。しかし、この人たちが私を訴えていることに一つも根拠がないとすれば、だれも私を彼らに引き渡すことはできません。私はカイザルに上訴します。」

[聖句メッセージ]

昨日の続きです。

6節  (6フェストは、10日ほどエルサレムに滞在してから、カイザリヤへ下って行き、そのすぐ翌日、裁判の席に着いて、パウロの出廷を命じた。)

古代ローマ帝国ユダヤ地区のフェスト新総督は、聖地エルサレムに約10日間滞在した時、ユダヤ人権力者たちのパウロへの告訴状を受け取ったため、使徒パウロ裁判の手続きを進めようとカイザリヤに戻りました。新総督フェストは、約二年もの間、裁判を延期してきた前総督ペリクスと違って、聖書の教える神のみことばの真理を全く知らなかった事と、規則重視の生真面目な性格も手伝い、即裁判へと動いたのです。

・ローマ信徒への手紙5:3~5 『わたしたちは患難さえも喜んでいます。それは、患難が忍耐を生み出し、忍耐が練られた品性を生み出し、練られた品性が永遠なる希望を生み出すと知っているからです。この希望は失望に終わることがありません。なぜなら、私たちに与えられた聖霊によって、神の愛が私たちの心に注がれているからです。』

聖書は…この試練と迫害を通じて、使徒パウロは神の偉大なる奇跡と、聖なる大きな夢を確信づける聖霊体験と、練られた人格を 手に入れられたと教え説きます。Bibleは神様から大いに期待されている人々や夢やビジョンの大きい人たちほど、多くの信仰による迫害や試練を体験することになると預言しています。

あなたは、Jesus信仰に伴う迫害や試練が起こる時、怖じ気づいたり、弱気になって不信仰になることはありませんか?

もし、あなたにJesus信仰による迫害と試練があるのなら、自らの人生に起こる聖霊体験(神の奇跡)と人格の成長に期待し続けることが重要です。なぜなら、あなたの信仰に伴うピンチや敵の攻撃は、神の奇跡と援護を受けられる絶好なチャンスでもあるからです。元気を出して下さい。

・マタイ福音書24:22 Jesusは言った。『もし、あなたがたの苦難の日数が少なくされなかったら、ひとりとして救われる者はないでしょう。しかし、神に選ばれた者のために、神はその苦難の日数を少なくされます。』

聖書であなたの神様は、「神の子」とされた あなたの人生の苦難の時を特別に短縮して下さるとまで、約束しています。Jesusのお名前で祈るあなたには、耐えられない試練と迫害は全く存在しないと、約束してくれているのです。ですから、たとえどんな苦難や迫害が起ころうとも、日々のBibleの言霊力と、内なる聖霊の助けに期待する信仰心を働かせることが大切なのです。胸に書き記して下さい。

7節 (7パウロが出て来ると、エルサレムから下って来たユダヤ人たちは、彼を取り囲んで立ち、多くの重い罪状を申し立てたが、それを証拠立てることはできなかった。)

この時 ユダヤ人権力者たちは、裁判官でもあるフェスト新総督に、使徒パウロは死刑に値するという告訴状を提出しました。

8節  (8しかしパウロは弁明して、「私は、ユダヤ人の律法に対しても、宮に対しても、またカイザルに対しても、何の罪も犯してはおりません」と言った。)

この『カイザル』とは、当時の古代ローマ帝国のナンバーワンの権力を誇った「ローマ皇帝」の称号です。しかし使徒パウロは、自らはユダヤ王国の法律でもあった旧約聖書のみことばと、ローマ帝国の法律とローマ皇帝に対して…どれを取っても、全く罪を犯していないことを証言しました。全てはユダヤ人権力者たちの旧約聖書のみことばの解釈の誤りが原因だったのです。

あなたは、自分自身の聖書のみことばの解釈が絶対的に正しいと勘違いすることはありませんか? 人は皆、誰でも過ちを犯しやすいと悟り、教会の仲間たちの助言を聞く姿勢が大切なのです。

・マルコ福音書1:13 『イエスは四十日間、荒野で断食をして、聖霊に満たされた。するとその時、サタンの誤ったみことばの誘惑と攻撃を受けられた。また、イエスのいた荒野には、多くの野獣がいたが、御使いたちがイエスを守り仕えていた。』

このようにBibleは、この世界を支配しているのは堕落した天使「サタン」たちだと、教え説きます。サタンは、すべての人々の心霊のすき間に自由に入り込んで、全ての人々に誤った真理(誤った人生観)や永遠なる破滅の道を教え説いたり、「神の子」とされたクリスチャンたちには間違った聖書のみことばの解釈を教える悪霊で、常にサタンは全人生に必要以上の苦難と病気など、全てのトラブルの火元になっていると教え説くのです。胸に書き記して下さい。

しかし聖書は、こうして日々のBible & メッセージを武装する者たちと、主イエスのお名前を祈り求める人たちは、いつも霊の目が開かれるのでサタンの誘惑に打ち勝ち、天使たちからも守られると約束するのです。Jesusの十字架信仰と神の教会に繋がっているあなたには、無敵な神様のパワーがいつも味方してくれるのです。胸に書き記して下さい。

8~11節 (8しかしパウロは弁明して、「私は、ユダヤ人の律法に対しても、宮に対しても、またカイザルに対しても、何の罪も犯してはおりません」と言った。 9ところが、ユダヤ人の歓心を買おうとしたフェストは、パウロに向かって、「あなたはエルサレムに上り、この事件について、私の前で裁判を受けることを願うか」と尋ねた。 10すると、パウロはこう言った。「私はカイザルの法廷に立っているのですから、ここで裁判を受けるのが当然です。あなたもよくご存じのとおり、私はユダヤ人にどんな悪いこともしませんでした。11もし私が悪いことをして、死罪に当たることをしたのでしたら、私は死をのがれようとはしません。しかし、この人たちが私を訴えていることに一つも根拠がないとすれば、だれも私を彼らに引き渡すことはできません。私はカイザルに上訴します。」)

裁判長のフェスト新総督は、ユダヤ人権力者たちの告訴状の論点は、旧約聖書・ユダヤ教に関する解釈の問題と、十字架上で死んだイエスが3日後に復活したか、どうかだけだということをすぐに確認できました。しかし、当時のユダヤ王国を支配しているローマ帝国の法令では、これらの告訴内容は、何の犯罪にも当たらなかったので、使徒パウロは無罪とされたのです。もし、当時のユダヤ王国がローマ帝国の植民地でなければ、使徒パウロはユダヤ人権力者たちの罠にはまって、無実なのに死刑にされていたでしょう。

しかし神様は、古代ローマ帝国の権力を使って、使徒パウロを死刑のピンチから救い導いたのです。そして神様は、この直後から使徒パウロを当時の世界最強国・古代ローマ帝国の権力者たちに次々に会わせて、Jesusの十字架信仰を教え伝えるリバイバルの使命に生きるのです。使徒パウロは、結果として、この不条理な裁判のおかげて有名人化していき、世界人類史上最高で、伝説的な伝道者にまで上り詰めていくのです。このように、神の子とされたクリスチャンたちの迫害と試練は、神の奇跡と百倍の報いへの序曲ともなり得るのです。胸に書き記して下さい。

あなたの神様は、あなたの人生での大ピンチを一世一代の大チャンスに変えられる不思議なお方。聖書はたとえ、あなたに生死に関わるピンチが起きても、全く恐れなどいらないと教え説くのです。何が起きても、聖なる夢と永遠なる希望を捨てず、ただただ神様とそのみことばに期待し続けることが重要なのです。

・箴言14:32 『悪者は自分の悪によって打ち倒され、 神に選ばれた正しい者は、どんな苦難にも逃れの道が与えられる。』

「神の子」とされた、あなたに与えられる、神の奇跡的な助けと不思議な援護力に期待します。AMEN

(祈り)

主なる神様、皆の人生での大ピンチや苦難の際は、どうか神の知恵とインスピレーションを与え、敏速に助け導いて下さい。 そうすれば皆、結果として、周囲にJesus信仰を教え伝えられるチャンスが与えられ、神の奇跡や百倍の報いまでも手に入れられるからです!Jesus信仰に伴う人生の試練と迫害は、神の特別な恵みを受けられる絶好の大チャンスだと信じて、主イエスのお名前で期待して祈ります。AMEN!!!

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