Jesus said
『心を尽くし、思いを尽くし、知力を尽くして、あなたの神である主を愛せよ』
『あなたの隣人をあなた自身のように愛せよ』
2016年6月27日(月)
ディボーション聖句
使徒の働き18:24~28
24さて、アレキサンドリヤの生まれで、雄弁なアポロというユダヤ人がエペソに来た。彼は聖書に通じていた。
25この人は、主の道の教えを受け、霊に燃えて、イエスのことを正確に語り、また教えていたが、ただヨハネのバプテスマしか知らなかった。
26彼は会堂で大胆に話し始めた。それを聞いていたプリスキラとアクラは、彼を招き入れて、神の道をもっと正確に彼に説明した。
27そして、アポロがアカヤへ渡りたいと思っていたので、兄弟たちは彼を励まし、そこの弟子たちに、彼を歓迎してくれるようにと手紙を書いた。彼はそこに着くと、すでに恵みによって信者になっていた人たちを大いに助けた。
28彼は聖書によって、イエスがキリストであることを証明して、力強く、公然とユダヤ人たちを論破したからである。
[聖句メッセージ]
本日で使徒の働き18章は終わりです。
24節 (24さて、アレキサンドリヤの生まれで、雄弁なアポロというユダヤ人がエペソに来た。彼は聖書に通じていた。)
『アレキサンドリア』とは、当時のエジブトの大都市であり、ギリシャ文化から大きな影響を受けていた港町。現在もエジブト共和国で、カイロに次ぐ第二の都市です。
『アポロ』という青年は、そのアレキサンドリア出身で、ユダヤ教の敬虔で裕福な家庭に育っており、旧約聖書を暗記していた程に賢く、雄弁な才能も持っていました。
しかし彼は、使徒パウロのBible & メッセージでJesusを信じて救われ、旧約聖書のみことばを生かしたクリスチャンリーダーに変えられた人なのです。
・エペソの手紙4:11
『こうして、キリストご自身が教会を立てあげ、ある人を使徒、ある人を預言者、ある人を伝道者、ある人を教師として、お立てになっているのです。それは、イエスを信じる聖徒たちを整えて、奉仕の働きをさせ、神のからだを建て上げるためであり、天に宝を積ませるためなのです』
このアポロは旧約聖書に非常に詳しく雄弁であったので、その才能が生かされ、神のみことばを教える教師としての奉仕者に導かれました。
このように聖書は、Jesusに導かれて神の教会に集められた人達は、神様から与えられている才能と経験を生かして奉仕をすることで、神からの役割と使命を果たして天に宝を積み、多くの報いを享受出来るようになれると約束します。
あなたはJesusに導かれた教会で、出来る限りの奉仕をする心構えができていますか?
もし、あなたに神の祈りの応答や奇跡が必要ならば、何か出来る奉仕を率先して探し出し、神のカラダなる教会を通して天に宝を積むことが重要なのです。
なぜなら、天に宝を積む奉仕者たちは、神の国からの素晴らしい報いが約束されているからなのです。決して、天国行きだけで満足せずに、また、神の奇跡と百倍の報いを引き出す為にも、出来る限りの奉仕をする従順さが重要なのです。
・マタイの福音書6:20
Jesusは言われた。『自分の宝は、天にたくわえなさい。そこでは、虫もさびもつかず、盗人が穴をあけて盗むこともないからです。』
・ヘブル書12:28
『こういうわけで、私たちは揺り動かされない天国行きを受けているのですから、感謝しようではありませんか。そして私たちは、慎みと恐れとをもって、神に喜ばれるように教会で奉仕をすべきです』
25~27節 (25この人は、主の道の教えを受け、霊に燃えて、イエスのことを正確に語り、また教えていたが、ただヨハネのバプテスマしか知らなかった。26彼は会堂で大胆に話し始めた。それを聞いていたプリスキラとアクラは、彼を招き入れて、神の道をもっと正確に彼に説明した。27そして、アポロがアカヤへ渡りたいと思っていたので、兄弟たちは彼を励まし、そこの弟子たちに、彼を歓迎してくれるようにと手紙を書いた。彼はそこに着くと、すでに恵みによって信者になっていた人たちを大いに助けた。)
この『アポロ』は、神学やBibleを熱心に学ぼうとした人であり、頭脳明晰で、素行も素晴らしく、明るい好青年でしたが、罪の赦しと悔い改めのバプテスマ(洗礼)しか知りませんでした。
しかし、彼は使徒パウロに出会って、神の奇跡を生み出せる聖霊の存在と重要さを知ってから、神の奇跡を呼び込める成功的人生を勝ち取れたのです。
アポロは、使徒パウロが教えた聖霊の存在を知ったがゆえに、約二千年経った現在でも、神の奇跡を呼び込めるクリスチャンリーダーの模範として語り継がれているのです。
・使徒の働き19:2~3
『「主イエスを信じたとき、聖霊のバプテスマ(洗礼)を受けましたか」と尋ねると、彼らは「いいえ、聖霊が与えられることは、聞きませんでした」と答えた。「では、どんな洗礼を受けたのですか」と言うと「ヨハネが教えた、罪の赦しと悔い改めのバプテスマ(洗礼)を受けました」と答えた。』
このようにBibleは、人は皆いくらJesusを信じて洗礼を受けたとしても、神の奇跡を呼び込める聖霊を意識して生活しなければ、天国には行けても、この世界では神の偉大な奇跡や百倍の報いはあまり受けられないと、ハッキリ教え説きます。
Jesusの約束した超常識的な御業を引き出すには神学や理屈では通らない、神の聖霊を真心から祈り求める姿勢と純粋さが問われるのです。肝に銘じて下さい。
あなたは、あなたの心に住まわれる聖霊の存在と大切さをご存知でしたか?
もし、あなたに神の不思議な御声や奇跡が必要ならば、内なる聖霊の助けを祈り求める情熱が大切なのです。
そして、聖霊の洗礼(バプテスマ)を受けていなかった『アポロ』は、使徒パウロの相棒『プリスキラとアクラ』からの助言を子どものように素直に聞き入れて、すぐに聖霊の洗礼(バプテスマ)を受けました。
このように聖書は、アポロのようにどんなに裕福で学識があろうが、また神学に長け、頭脳明晰であったとしても、このアポロのように内なる聖霊を感じ取ろうとする純粋さと柔軟性を大切に生きることが重要だと、教え説きます。
所詮、人は皆、不完全であり、完全な知者などあり得ないと、Bibleは教え説くからです。
幼児のように、純粋な心で、あなたのうちに住まわれる聖霊とコンタクトしようとし続ける人は皆、聖霊の奇跡を呼び出せるのです。胸に書き記して下さい。
・ルカの福音書18:17
Jesusは言った。『まことに、あなたがたに告げます。子どものように神の国とみことばを受け入れる者でなければ、決してそこに、入ることはできません。』
このように聖書は、神の国の奇跡とその超常識的な報いを望むのなら、旧約聖書を知り尽くしていた優秀な教師アポロ(奉仕者)のように素直で、従順な信仰心を大切に生活するしかないと、教え説きます。
その信仰姿勢が神の奇跡と願いの応答、百倍の報いを引き出す為の条件になると教え説くのです。
近い将来、あなたもこのアポロのように、素直な幼児のようにBibleのみことばと内なる聖霊と向き合う人に変えられていき、誰よりも天に宝を積む奉仕者となって、神の奇跡や百倍の報いを数多く引き出せる人に変われることを期待します。AMEN
(祈り)
主イエス様、皆の霊の目を開いて、アポロのように神のみことばを正しく解釈させて、幼児のように従順にみことばに聞き従える、天に宝を積める真の奉仕者として下さい。
そうすれば皆、必要な神の奇跡と百倍の報いをも引き出せるからです!主イエスのお名前で期待して祈ります。AMEN!!!