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使徒の働き17:18~21

Bible said

『主のおしえを喜びとし、昼も夜もそのおしえを口ずさむ人は、何をしても栄える』

『心を尽くして主に拠り頼め。自分の悟りにたよるな』

『幸いなことよ。知恵を見いだす人は』

2016年6月18日(土)

ディボーション聖句

使徒の働き17:18~21

18エピクロス派とストア派の哲学者たちも幾人かいて、パウロと論じ合っていたが、その中のある者たちは、「このおしゃべりは、何を言うつもりなのか」と言い、ほかの者たちは、「彼は外国の神々を伝えているらしい」と言った。パウロがイエスと復活とを宣べ伝えたからである。

19そこで彼らは、パウロをアレオパゴスに連れて行ってこう言った。「あなたの語っているその新しい教えがどんなものであるか、知らせていただけませんか。

20私たちにとっては珍しいことを聞かせてくださるので、それがいったいどんなものか、私たちは知りたいのです。」

21アテネ人も、そこに住む外国人もみな、何か耳新しいことを話したり、聞いたりすることだけで、日を過ごしていた。

[聖句メッセージ]

 昨日の続きです。

18節 (18エピクロス派とストア派の哲学者たちも幾人かいて、パウロと論じ合っていたが、その中のある者たちは、「このおしゃべりは、何を言うつもりなのか」と言い、ほかの者たちは、「彼は外国の神々を伝えているらしい」と言った。パウロがイエスと復活とを宣べ伝えたからである。)

 『エピクロス派』とは、古代ギリシャのヘレニズム期の哲学者・エピクロスが説いた、現実の苦しみや悩みから解放されて生きる為に、人生を快楽に多く費やすことを主張した快楽主義的な哲学思考。

・箴言21:17

『快楽を愛する者は貧しい人となり、酒を愛する者は富むことがない。』

・伝道者の書2:1~2

『快楽を追いかけて、楽しんでみるがよい。しかし、快楽主義は、なんと虚しいことか。それがいったい何になろう。』

・ルカの福音書8:14

Jesusは預言した『この世の心づかいや、富や、快楽によって、心がふさがれる人達は、神様からの良い実が熟するまでには、いたりません。』

・ヤコブ書4:3

『あなたが神に願っても受けられないのは、自分の快楽のために使おうとして、悪い動機で願うからです。』

 このようにBibleは、人生の現実は苦しみや試練は付きものであり、みことばも胸を突き刺す真理が書き綴られていますが、それらを神の恵みである信仰で乗り越える時、永遠に揺るがない幸福感と願いの応答を手に入れるものであり、エピクロス哲学思考(快楽主義者)のように現実苦を快楽や甘い言葉で逃避しようとすることは、神の恵みを取り逃がす虚しい思考と生き方であると、教え説いています。

 結局、永遠の真理なるみことばでしか、全人生と死の問題を解説する手立てはないと、ハッキリ教え説くのです。

・第二テモテの手紙4:2~5

『みことばを宣べ伝えなさい。時が良くても悪くてもしっかりやりなさい。寛容を尽くし、絶えず教えながら、責め、戒め、また勧めなさい。というのは、人々が健全なみことばの教えに耳を貸そうとせず、自分につごうの良いことを言ってもらうために、気ままな願いをもって、次々に教会の教師たちを自分たちのために寄せ集め、真理から耳をそむけ、空想話にそれて行くような時代になるからです。しかし、あなたは、どのような場合にも慎み、困難に耐え、伝道者として働き、自分の務めを十分に果たしなさい。』

 このようにBibleは、多くの人は、自分に都合の良いことばかりを言ってくれる教会や仲間たちを探したがりますが、聖書のみことばは揺るがない絶対的な真理で真実であり、たとえ、自分好みと空想論ばかり追求しても、的外れな人生を背負いこむだけだと忠告します。

 自分に都合の良い人ばかりで周囲を固めても、また他人や教会のせいばかりにしても、現実苦から逃げることはできず、何も問題は解決しないのです。胸に書き記して下さい。

 あなたはJesus信仰があるといいながら、自分の都合ばかりで現実を受けとめられずに真理を曲げてしまい、かえって苦しみを背負っていませんか?

 聖書は、あなたの問題を完全に解決できるのは、他人ではなく、あなたと神様との関係によるところが大きいとハッキリ教え説きます。肝に銘じて下さい。

 『ストア派』とは、紀元前3世紀頃キティオンのゼノンから始められた、人の破壊的な衝動は判断の誤りから生まれるが、知者すなわち、道徳的と知的に長けた人達は、この種の破壊的な衝動に捕われることはないと、教え説いた哲学思考。

 このストア派は、人はよく学び、自らを律して知的になればなる程に、破壊的な人生を避けることができ、幸いな人生を築きやすいという哲学ですが、根拠に乏しく、高慢に陥りやすい知的主義とも言われています。

・伝道者の書12:12(現代訳)

『よく注意しなければならないものは、聖書以外の書物である。それらのものをいくら追求しても、結局は疲れ果ててしまうだけだ。』

・第一コリント人への手紙3:19~20

『なぜなら、この世の知恵は、神の御前では愚かに過ぎないからです。神は、知者どもを彼らの悪賢さの中で捕らえます。また、主は、知者の論議を結局、無益だと教えます。』

19~20節 (19そこで彼らは、パウロをアレオパゴスに連れて行ってこう言った。「あなたの語っているその新しい教えがどんなものであるか、知らせていただけませんか。20私たちにとっては珍しいことを聞かせてくださるので、それがいったいどんなものか、私たちは知りたいのです。」)

 このようにBibleは、人の考える思想、体験談、学問や哲学などは、ある程度は人を賢くしますが、どれも限界があり、あまり熱中し過ぎても、永遠なる真理と言われる「聖書」のようにすべての問題を解決することはできず、勘違いや高慢を引き起こしやすいと、忠告しています。成功的人生には永遠に揺るがぬ真理と神の幸運や祝福も必要だと、教え説くのです。

 人は皆、勤勉になれば知者になりやすいのですが、神の聖書から人生と死の意味と真理を悟りつつ、神の聖霊力(幸運)を求めて生きられなければ、結局は虚しい人生を刈り取ると教えるのです。

19~21節 (19そこで彼らは、パウロをアレオパゴスに連れて行ってこう言った。「あなたの語っているその新しい教えがどんなものであるか、知らせていただけませんか。20私たちにとっては珍しいことを聞かせてくださるので、それがいったいどんなものか、私たちは知りたいのです。」21アテネ人も、そこに住む外国人もみな、何か耳新しいことを話したり、聞いたりすることだけで、日を過ごしていた。)

 古代ギリシャは短期間に文明が発達しており、ヨーロッパ全体の文明や学問に大きな影響を与えた国であり、非常に優秀な学者、知者の多い国でもありました。

 その為、当時のギリシャ人たちは優秀な学者たちの学説をよく知っており、様々な学問を学んでいたアテネの人々は、使徒パウロたちの教えるBibleのみことばや神学がどの学問よりも説得力のある教えだったので、非常に興味を持ったのです。

・第一コリント人への手紙1:21

『この世が、人間の知恵によって神を知ることが出来ないのは、神の知恵によるのです。それゆえ、神はみこころによって、神に選ばれし者たちの宣教のことばと証しを通してだけ、信じる者を救おうと定められたのです。』

・第二テモテ人への手紙3:16

『聖書はすべて、神の霊感によるもので、人生の教えと戒めと矯正と義の訓練とのために有益なのです。』

 このように聖書は、全てが神の霊感で書かれている最高権威的書物であり、人間の学びや悟りでは、決して手に入れることのない神の奇跡に満ちた「人生の取扱説明書」だと、言われています。

 あなたはこの神の知恵の書である『聖書』から、あなたの人生に必要な神の知恵と預言や、不可能を可能にする聖霊力と、あなたの人生に必要な全てのモノを手に入れる信仰力を手に入れることが許されたのです。AMEN

(祈り)

 主なる神様、皆の霊の目を開かせて、Bibleから神の知恵と預言や、奇跡を起こせる愛と聖霊力と万事を益にする信仰力を増し加えて下さい。

 そうすれば、皆の周囲の人たちが救われ出し、それぞれの全ての必要も満たされ続けるからです!主イエスのお名前で期待して祈ります。AMEN!!!

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