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ヨハネの福音書10:22~31

GOD said

『あなたは癒された』

『愛する人たち。自分で復讐してはいけません。神の怒りに任せなさい』

『神は愛です』

『主のしもべは栄える』

2015年11月15日(日)

ディボーション聖句

ヨハネの福音書10:22~31

22そのころ、エルサレムで、宮きよめがあった。

23イエスは、宮の中で、ソロモンの廊を歩いておられた。

24それでユダヤ人たちは、イエスを取り囲んで言った。「あなたは、いつまで私たちに気をもませるのですか。もしあなたがキリストなら、はっきりとそう言ってください。」

25イエスは彼らに答えられた。「わたしは話しました。しかし、あなたがたは信じないのです。わたしが父の御名によって行うわざが、わたしについて証言しています。

26しかし、あなたがたは信じません。それは、あなたがたがわたしの羊に属していないからです。

27わたしの羊はわたしの声を聞き分けます。またわたしは彼らを知っています。そして彼らはわたしについて来ます。

28わたしは彼らに永遠のいのちを与えます。彼らは決して滅びることがなく、また、だれもわたしの手から彼らを奪い去るようなことはありません。

29わたしに彼らをお与えになった父は、すべてにまさって偉大です。だれもわたしの父の御手から彼らを奪い去ることはできません。

30わたしと父とは一つです。」

31ユダヤ人たちは、イエスを石打ちにしようとして、また石を取り上げた。

[聖句メッセージ]

 昨日の続きです。

 22節『宮きよめ』とは、Jesusがエルサレム神殿の「異邦人の庭」と呼ばれる広場で、両替商や鳩を売る商人たちを追い出したという事件になります。以下に詳しく説明します。

22~23節 (22そのころ、エルサレムで、宮きよめがあった。23イエスは、宮の中で、ソロモンの廊を歩いておられた。)

 Jesusと弟子たちは、祭りで賑わうエルサレム神殿内の道中を歩いていました。すると、神殿内は仲見世通りのようであり、数々の両替屋や鳩売りの出店がありました。

 この時代、神殿で両替がされたり、鳩が売られていたりするのには、理由があったのです。

 当時、イスラエル王国はローマ帝国の支配下にあったため、神殿に献金をするのには、人々が日常使っているローマ帝国の貨幣を用いることはできず、特別のコイン(イスラエル王国製)で献げなければならなかったのです。ですから、神殿に礼拝に来た人々は、まず両替の店で、神殿公認の特別のコインを買い求めなければならなかったのでした。

 また、鳩は、神への捧げ物として、旧約聖書の律法で定められた、人々の罪悪のいけにえ(犠牲)の動物のひとつでした。正式には人々の罪悪の身代わりとしては、通常、羊などをささげるように定められていたのですが、貧しくて、それができない人は皆、鳩の命を犠牲のお供え物とて、お捧げしていたのです。

 しかし聖書は、Jesusを信じたあなたには、自らの罪悪のために犠牲に捧げる動物や、おはらない、供え物などの必要はないと、ハッキリ教え説きます。

 なぜなら、Jesusがあなたのすべての罪悪、咎、過ちのすべてを引き受けて、十字架について血を流して、身代わりの死(贖罪)をなされたからなのです。

 Jesusを信じる者は、ただそれだけで神にゆるされ清められて、救われるのです。神からの救い主Jesusに感謝することを忘れぬことが大切なのです。

 22~23節,そしてJesusは、神殿の敷地で大儲けしていた、両替屋や鳩売りの店の屋台を次々に倒してこう言い放ちました。

 『神殿とは、清い神様の家であり、何よりもまず、祈りの家でなければならない。それなのに、あなたがたは、神の赦しと恵みを忘れてしまい、商売に精を出し過ぎている。目を醒ましなさい!』と叫んだのです。

 あなたは、Jesusの身代わりの死(贖罪)のおかげで、神様と和解できたのに、神の恵みに感謝することを忘れてしまい、ただの貪欲で、身勝手なご利益宗教に走っていませんか?

 ご利益宗教に走り過ぎる人に、神の恵みが乏しくなるので、注意することです。

24節 (24それでユダヤ人たちは、イエスを取り囲んで言った。「あなたは、いつまで私たちに気をもませるのですか。もしあなたがキリストなら、はっきりとそう言ってください。」)

 そして、その「宮きよめ」でのJesusの権威あるメッセージと勇姿を見聞きしていたユダヤ人権力者たちは、Jesusを神とその宮を冒涜した罪に仕立て上げるために、「あなたは、神の御子なのですね?ハッキリ、自分の口で言いなさい」と言葉の罠を仕掛けてきたのです。

 ユダヤ人権力者たちは両替商や鳩を売る人たちから、場所代と手数料や賄賂を取っていたため、Jesusの完全なみことばと、その対応にも嫉妬して、怒りが頂点に達していたのです。

 あなたは、あなたに真理や正しいことを語り伝える人に対して、それを謙虚に受けとめるどころか、必要以上に嫉妬したり、怒ることはありませんか?

 神の永遠なる祝福と、大いなる味方を受けられる人とは、真理と正義を大切に愛する人です。

・第一サムエル記16:7

『主は仰せられた。「人の容貌や、背の高さなどの見せかけばかりを見てはならない。わたしは彼らを退けている。わたしは人が見るようには見ないからだ。人はうわべを見るが、主は心を見る。」』

25~31節 (25イエスは彼らに答えられた。「わたしは話しました。しかし、あなたがたは信じないのです。わたしが父の御名によって行うわざが、わたしについて証言しています。26しかし、あなたがたは信じません。それは、あなたがたがわたしの羊に属していないからです。27わたしの羊はわたしの声を聞き分けます。またわたしは彼らを知っています。そして彼らはわたしについて来ます。28わたしは彼らに永遠のいのちを与えます。彼らは決して滅びることがなく、また、だれもわたしの手から彼らを奪い去るようなことはありません。29わたしに彼らをお与えになった父は、すべてにまさって偉大です。だれもわたしの父の御手から彼らを奪い去ることはできません。30わたしと父とは一つです。」31ユダヤ人たちは、イエスを石打ちにしようとして、また石を取り上げた。)

 しかしJesusは、口先ばかりで、真心と行いの伴わないユダヤ人権力者たちの信仰と心の内を見抜かれて、厳かに対応しました。

・マタイの福音書15:8~9

主は言われた。『この民は、口先ではわたしを敬うが、その心は、わたしから遠く離れている。だから、彼らが、わたしを拝んでも、むだなことである。彼らは人間の教えと常識を、大切に教えるだけだから。』

・ヤコブの手紙2:26

『たましいを離れたからだが、死んだものであるのと同様に、行いのない信仰は、死んでいるのです。』

 27~31節,このようにBibleは...ユダヤ人権力者たちのように、みことばの真理を聞いても、真心を向けられない人や、愛と行動を起こそうとしない反抗的な人の信仰は無意味であり、神の大いなる祝福や、永遠なる報いなど期待できないと、預言します。

 あなたの心の内と行動は、如何でしょうか?

 あなたが、日々のみことばを真心に受けとめて、Jesusのような愛と行動を起こせるようになり、あなたと周囲の人々に神の大いなる祝福と、永遠なる報いを届けられる人に変われることを期待します。AMEN

(祈り)

 主なる神様、皆の霊の目を開き、貪欲で身勝手なご利益宗教や、真心と行いのない無意味な宗教をさせず、Jesusのように愛と真理をすぐに行動に起こせる本物の信仰心をお与え下さい。

 そうすれば、皆のすべての問題や願い事が次々に叶い出したり、周囲に、神の大いなる祝福と永遠なる救いを届けられるからです!主イエスのお名前で、期待して祈ります。AMEN‼!

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