Bible said
『幸いなことよ。神の知恵を見いだす人は』
『主の教えを喜びとし、昼も夜もその教えを口ずさむ人は、何をしても栄える』『心を尽くして主に拠り頼め。自分の悟りに頼るな』
2015年10月21日(水)
ディボーション聖句
ヨハネの福音書7:1~9
1その後、イエスはガリラヤを巡っておられた。それは、ユダヤ人たちがイエスを殺そうとしていたので、ユダヤを巡りたいとは思われなかったからである。
2さて、仮庵の祭りというユダヤ人の祝いが近づいていた。
3そこで、イエスの兄弟たちはイエスに向かって言った。「あなたの弟子たちもあなたがしているわざを見ることができるように、ここを去ってユダヤに行きなさい。
4自分から公の場に出たいと思いながら、隠れた所で事を行う者はありません。あなたがこれらの事を行うのなら、自分を世に現しなさい。」
5兄弟たちもイエスを信じていなかったのである。
6そこでイエスは彼らに言われた。「わたしの時はまだ来ていません。しかし、あなたがたの時はいつでも来ているのです。
7世はあなたがたを憎むことはできません。しかしわたしを憎んでいます。わたしが、世について、その行いが悪いことをあかしするからです。
8あなたがたは祭りに上って行きなさい。わたしはこの祭りには行きません。わたしの時がまだ満ちていないからです。」
9こう言って、イエスはガリラヤにとどまられた。
[聖句メッセージ]
本日からヨハネの福音書は7章です。
1~2節 (1その後、イエスはガリラヤを巡っておられた。それは、ユダヤ人たちがイエスを殺そうとしていたので、ユダヤを巡りたいとは思われなかったからである。2さて、仮庵の祭りというユダヤ人の祝いが近づいていた。)
『仮庵の祭り』とは「スコット(ヘブライ語)」とも言われており、ユダヤの祭りで「過越の祭り(ペサハ)」と「7週の祭り(シャブオット)」と共に、ユダヤ教三大祭りの一つです。尚「仮庵の祭り」は、十戒のモーセの時代にユダヤ人の祖先が、エジプトの支配から脱出した際、荒野で天幕(仮設の家、仮庵)を作って、移り住んでいたことを記念した祭りです。
・マルコの福音書11:17~18
『イエスはユダヤ人たちと祭司たちに教えて言われた。「わたしの家(神殿)は、すべての民の祈りの家と呼ばれる」と旧約聖書に書いてあるではありませんか。それなのに、あなたがたは主の祈りの家を強盗の巣にしています。」祭司長、律法学者、権力者たちはそれを聞いて、どのようにしてイエスを殺そうかと相談し始めした。イエスの影響力を恐れたからであった。なぜなら、群衆がみなイエスの教えに驚嘆していたからである。』
1~2節,Jesusは、当時のユダヤ人権力者や宗教指導者たちが、一番大切にすべき聖書の神のみことばを軽視しており、神のお名前とその存在をうまく利用しながら、自分たちの至福と権力を肥やしているのを見抜いて、彼らを偽善者で「神の恵み泥棒」だと語られました。
すると、Jesusの正しいメッセージを聞かされたユダヤ人指導者たちは、Jesusの影響力を妬み、また恐れために、Jesusを殺そうと計画し始めたのです。
そしてJesusは、全国から集まる「仮庵の祭り」に行く予定でしたが、多くの人々が集まる聖地エルサレムで命を狙われていることに気づき、公に、エルサレムに行く事をやめられたのです。あなたは、行ってはいけない所や、そこに行かない方が神の祝福を増し加えられるはずなのに、周囲の人々の目を気にし過ぎたり、ひつこい誘いに乗って行ってしまい、後で後悔したり、神の大きな報いを逃すようなことは、ありませんでしたか?
みことばに基づく内なる声が深く関わらない方がよく、または行かない方がいいと感じる時は、思い切って、誘惑を断つ勇気と決断力が必要なのです。胸に書き記して下さい。
3~4節 (3そこで、イエスの兄弟たちはイエスに向かって言った。「あなたの弟子たちもあなたがしているわざを見ることができるように、ここを去ってユダヤに行きなさい。4自分から公の場に出たいと思いながら、隠れた所で事を行う者はありません。あなたがこれらの事を行うのなら、自分を世に現しなさい。」)
この時Jesusと弟子たちも、もし、家族(肉親)たちの勧め通りに、堂々と目立つように聖地エルサレムの「仮庵の祭り」に行っていれば、必要以上の余計なトラブルに巻き込まれていたと、聖書は教え説くのです。あなたの内なる聖霊から与えられる、正しい選択心と決断力に期待します。
・マタイの福音書13:54~58
『イエスは、ご自分の郷里に行って、会堂で人々を教え始められた。すると、彼らは驚いて言った。「この人は、こんな神の知恵と不思議な力をどこで得たのでしょう。この人は、あの大工の息子ではありませんか。彼の母親はマリヤで、彼の兄弟は、ヤコブ、ヨセフ、シモン、ユダではありませんか。妹たちもみな私たちといっしょにいるではありませんか。とすると、いったいこの人は、これらのものをどこから得たのでしょう。」こうして、彼らはイエスにつまずいた。しかし、イエスは彼らに言われた。「預言者が尊敬されないのは、自分の郷里、家族の間だけです。」そして、イエスは、彼らの不信仰のゆえに、故郷と家族の前では、多くの奇蹟をなさらなかった。』
5~9節 (5兄弟たちもイエスを信じていなかったのである。6そこでイエスは彼らに言われた。「わたしの時はまだ来ていません。しかし、あなたがたの時はいつでも来ているのです。7世はあなたがたを憎むことはできません。しかしわたしを憎んでいます。わたしが、世について、その行いが悪いことをあかしするからです。8あなたがたは祭りに上って行きなさい。わたしはこの祭りには行きません。わたしの時がまだ満ちていないからです。」9こう言って、イエスはガリラヤにとどまられた。)
このようにBibleは...Jesusの生い立ちをよく知っていた血縁の家族、友人や故郷の人たちはJesusを神の実子だと受け入れにくく、Jesusからのみことばを軽視した為に、彼らだけは、神の大いなる恵みと奇跡を手に入れられなかったと、教え説きます。
Jesusの肉親、友人や知人たちは、BibleのみことばよりもJesusの過去の姿と関係性を意識しすぎた為に、神のみことばを数多く聞き逃して、結果、人生で大損をしてしまったのです。
あなたはJesusの教会から語られる神のBible&メッセージに集中して聞く耳を立てることよりも、語る人の姿を見たり意識し過ぎて、神の御声を聞き逃すことはありませんか?
・第一コリントの手紙1:21
『事実、この世が自分の知恵によって神を知ることがないのは、神の知恵とご計画によるのです。それゆえ、神はみこころによって、人の語る宣教のことばの愚かさを通して、信じる者を救い導こうと定められたのです。』
・ヨハネの黙示録2:7
主は言われた。『耳のある者は御霊が諸教会に言われることばを聞きなさい。勝利を得る者に、わたしは神のパラダイスにあるいのちの恵みを食べさせよう。」』
このようにBibleは、Jesusの教会では、人の姿とその人との関係性ではなく、人の語るBible&メッセージを如何にして集中して聞き出せるかが神の御声と奇跡を引き出すのに重要なポイントだと教え説くのです。胸に書き記して下さい。神は教会を通して、神の御声とインスピレーションを授けられるからなのです。
あなたの関わる教会から語られる、あなたに神の奇跡と大いなる祝福を届けられるBibl&メッセージに期待します。AMEN
(祈り)
主なる神様、皆の霊の目と耳を開き、行くべきところ、行かない方が良いところを教え諭して助け導いてあげて下さい。
また皆が、神の御霊が教会を通して語られる、Bible&メッセージを集中して聞きだせるように助け導いて下さい。
そうすれば皆に、神の奇跡と大いなる祝福が増し加わるからです!主イエスのお名前で、期待して祈ります。AMEN!!!