Bible said
『主の教えを喜びとし、昼も夜もその教えを口ずさむ人は、何をしても栄える』『心を尽くして主に拠り頼め。自分の悟りにたよるな』
『幸いなことよ。神の知恵を見いだす人は』
2015年9月5日(土)
ディボーション聖句
ルカの福音書23:18~25
18しかし彼らは、声をそろえて叫んだ。「この人を除け。バラバを釈放しろ。」
19バラバとは、都に起こった暴動と人殺しのかどで、牢に入っていた者である。
20ピラトは、イエスを釈放しようと思って、彼らに、もう一度呼びかけた。
21しかし、彼らは叫び続けて、「十字架だ。十字架につけろ」と言った。
22しかしピラトは三度目に彼らにこう言った。「あの人がどんな悪いことをしたというのか。あの人には、死に当たる罪は、何も見つかりません。だから私は、懲らしめたうえで、釈放します。」
23ところが、彼らはあくまで主張し続け、十字架につけるよう大声で要求した。そしてついにその声が勝った。
24ピラトは、彼らの要求どおりにすることを宣告した。
25すなわち、暴動と人殺しのかどで牢に入っていた男を願いどおりに釈放し、イエスを彼らに引き渡して好きなようにさせた。
[聖句メッセージ]
昨日の続きです。
・ヨハネ福音書19:6~8
『ユダヤ教の祭司長たちやユダヤ人の役人たちは、使徒のユダに裏切られ、牢獄に入れられたイエスを見ると、激しく叫んで、「十字架につけろ。十字架につけろ」と言った。
ピラト総督はユダヤ人達に言った。「あなたがたがこのイエスを引き取り、十字架につけなさい。私はこのイエスに関しては罪を認めません。」ユダヤ人たちはピラトに答えた。「私たちには律法があります。このイエスは自分を神の子と言ったのですから、律法によれば、死刑に当たります。」
ピラトは、このユダヤ人達のことばを聞くと、ますます群衆の狂気を恐れた。』
18節 (18しかし彼らは、声をそろえて叫んだ。「この人を除け。バラバを釈放しろ。」)
最高法院の裁判の決定権を持っていた総督ピラトは、Jesusが、様々な社会的弱者を助け、多くの重病の人々を癒し、また、悪霊に取り憑かれている人を救ったり、死人を生き返らせたりなど、神秘的な噂を聞いていました。
そして、ピラト総督は、Jesusが、何も悪い事をしていない事を知っていたので、Jesusの無罪を表明したのです。
しかし、ユダヤ人への影響力や信徒を多く奪われてしまった、ユダヤ教の祭司や政治家、様々な権力者達は、神様の知恵と力を表すJesusの存在が邪魔になり、無罪なのに十字架につけて、死刑にするように、先導したのです。
18節,そしてこの日は、バラバという、死刑囚の死刑執行が予定されていましたが、ユダヤ人の権力者達は、そのバラバの罪を赦免して、代わりに、Jesusを死刑執行するように、権力を使って、暴動を起こさせたのです。
あなたは権力や数的不利を目の前にする時、怖じけずいてしまい、真理や真実を曲げることはありませんか?
神は真理と真実を行なう人に、味方するお方。
権力や数的不利を恐れ過ぎてしまい、神の永遠なる報いと大いなる祝福を逃さないことです。
・マタイ福音書27:20~21
『ユダヤ人の祭司長、長老たちは、群衆達に、死刑囚バラバの無罪を願うよう、そして、ユダに裏切られ、牢獄に入れられたイエスを死刑にするよう、説きつけた。しかし、総督ピラトはユダヤ人達に言った。「あなたがたは、バラバとイエスのうち、どちらを釈放してほしいのか。」ユダヤ人達は言った。「バラバだ。」』
19~25節 (19バラバとは、都に起こった暴動と人殺しのかどで、牢に入っていた者である。20ピラトは、イエスを釈放しようと思って、彼らに、もう一度呼びかけた。21しかし、彼らは叫び続けて、「十字架だ。十字架につけろ」と言った。22しかしピラトは三度目に彼らにこう言った。「あの人がどんな悪いことをしたというのか。あの人には、死に当たる罪は、何も見つかりません。だから私は、懲らしめたうえで、釈放します。」23ところが、彼らはあくまで主張し続け、十字架につけるよう大声で要求した。そしてついにその声が勝った。24ピラトは、彼らの要求どおりにすることを宣告した。25すなわち、暴動と人殺しのかどで牢に入っていた男を願いどおりに釈放し、イエスを彼らに引き渡して好きなようにさせた。)
このユダヤ人達の狂人的な暴動を見た総督ピラトは、もう自分では、手のくだしようがなくなり、大変な暴動事件に発展する事を恐れて、ユダヤ人群衆の目の前で水を取り寄せ、手を洗い清めて、こう言いました。
「この人・イエスの血と命について、私には全く責任がない。彼は無罪で潔白だからだ!しかし、暴動を起こすのなら、自分たちで好きに始末するがよい。」と、この不正裁判の関わりを拒否したのです。
また、数多くのユダヤ人達は、Jesusに癒され、助けられてきましたが、Jesusがユダに裏切られて牢獄にいれられると、再び、偽善者であった、ユダヤ人の祭司長や政治的権力者達の味方につき、「牢屋にいる人・Jesusには、もう用はない」という風に「牢獄にいる神の人など必要ない。十字架につけて、殺してしまえ!」と寝返ったのです。
聖書は、人は皆、目に見えない神様や真の愛、正義よりも、目に見えるカリスマ性や、多数決、権力に支配される弱さや過ちを犯す罪性があると、教え説きます。
あなたにも、そういう弱さはありませんか?
いつも、自分の思い、過ち、真理や自らの信仰を表明できていますか?
あなたに真実や真理を語り行えるための愛と勇気とJesus信仰が与えられることを期待します。AMEN
(祈り)
主なる神様、一人一人を聖霊に満たし、Jesusの十字架のPowerを悟らせて下さい。
そうすれば皆、何をも恐れなくなり、いつも真理と真実を行なうようになり、神の大きな報いと奇跡を任されるからです!主イエスのお名前で、祈ります。AMEN!!!