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マルコの福音書15:39~47

Jesus said

『心を尽くし、思いを尽くし、知力を尽くして、あなたの神である主を愛せよ』

『あなたの隣人をあなた自身のように愛せよ』

2015年4月17日(金)

ディボーション聖句

マルコの福音書15:39~47

39イエスの正面に立っていた百人隊長は、イエスがこのように息を引き取られたのを見て、「この方はまことに神の子であった」と言った。

40また、遠くのほうから見ていた女たちもいた。その中にマグダラのマリヤと、小ヤコブとヨセの母マリヤと、またサロメもいた。

41イエスがガリラヤにおられたとき、いつもつき従って仕えていた女たちである。このほかにも、イエスといっしょにエルサレムに上って来た女たちがたくさんいた。

42すっかり夕方になった。その日は備えの日、すなわち安息日の前日であったので、

43アリマタヤのヨセフは、思い切ってピラトのところに行き、イエスのからだの下げ渡しを願った。ヨセフは有力な議員であり、みずからも神の国を待ち望んでいた人であった。

44ピラトは、イエスがもう死んだのかと驚いて、百人隊長を呼び出し、イエスがすでに死んでしまったかどうかを問いただした。

45そして、百人隊長からそうと確かめてから、イエスのからだをヨセフに与えた。

46そこで、ヨセフは亜麻布を買い、イエスを取り降ろしてその亜麻布に包み、岩を掘って造った墓に納めた。墓の入口には石をころがしかけておいた。

47マグダラのマリヤとヨセの母マリヤとは、イエスの納められる所をよく見ていた。

[聖句メッセージ]

 本日でマルコの福音書15章は終わりです。

 39節『百人隊長』とは...当時のユダヤ人(イスラエル国)は、古代ローマ帝国に支配されておりましたが、この人は、ローマ帝国軍・ユダヤ属州のガリラヤ駐屯地所属で、歩兵100人の隊長になります。

 尚、この百人隊長は、ローマ人でありながら、旧約聖書のみことばを愛していた人で、熱心な神信仰を持っていた敬虔な信徒でもありました。

・ルカの福音書7:2~5

『この百人隊長に重んじられているひとりのしもべが、病気で倒れていた。この百人隊長は、主イエスのうわさを聞き、主イエスのみもとにユダヤ人の長老たちを送って、病気のしもべを助けに来てくださるようお願いした。イエスのもとに来たその人たちは、熱心にお願いして言った。「あの百人隊長は、あなたにそうしていただく資格のある人です。なぜならこの人は、私たちの国民と信仰を愛して、私たちのために会堂まで建ててくれた人だからです。」』

39節 (39イエスの正面に立っていた百人隊長は、イエスがこのように息を引き取られたのを見て、「この方はまことに神の子であった」と言った。)

 このようにBibleは...百人隊長のように、中高年を過ぎてからJesus信仰を持った人であったとしても、JesusFamilyを大切に愛する人や、神の教会造りに熱心に貢献する人には、神の奇跡や百倍の報いなどの特別な資格が与えられると、約束します。

 神の奇跡と百倍の報いを受けるのに、手遅れなどないのです。

 40節『マグダラのマリヤ』とは、いつも悪運続きで、人生が破綻していた人でしたが、イエスキリストに出会った時に 7つの悪霊を取り除いてもらってからは、真の彼女らしさを取り戻して、人生の花が開き、生まれ変われた情熱的な信仰をもった女性にでした。

 このように、主イエスを情熱的に愛して信頼する人の悪霊と悪運は、十字架が全て引き受けてくれます。主イエスにすがる人に幸運は味方するのです。

 『小ヤコブとヨセの母マリヤ』とは、はっきりとは解明されていませんが、イエスの実母マリアの可能性があり、『サロメ』とはイエスの実母マリアの実の姉妹と言われています。

・創世記3:16~17

『主なる神は、罪を犯した人類初の女にこう仰せられた。「これから女はみな、うめき、苦しんで子を産まなければならないようになる。しかも、女は夫を恋い慕うが、彼は、あなたを支配する存在となる。」そして主は、罪を犯した人類の初の男にも言った。「男たちは、これから一生、苦しんで働いて、食を得なければならない。」』

41節 (41イエスがガリラヤにおられたとき、いつもつき従って仕えていた女たちである。このほかにも、イエスといっしょにエルサレムに上って来た女たちがたくさんいた。)

 このようにBibleは、女性は愛する子を産み出すために、命がけの痛みを乗り越えなくてはならないので、男性よりも愛力が育ちやすく、またこの世界は、男性が力で支配しようとしてしまうために、女性の忍耐力も育ちやすいので、大半の女性の方が男性よりも愛力と忍耐力が長けていると、教え説きます。

 聖書は人間愛の中で、最も力強く、神の愛、すなわち「JesusLove」に近い愛とは、この女性の「母性愛」だと教え説くのです。

 41節,そして、Jesusが十字架につけられて殺された時も、全く逃げず、裏切らずに、イエスを愛して信じ続けられた人の大半は、女性たちでした。愛力は、如何なる恐れをも締め出せるのです。

 また世界中の大半の偉人、英雄たちは、この女性の母性愛と忍耐力から育てられています。男性は女性を真心から敬うべきなのです。

42~47節 (42すっかり夕方になった。その日は備えの日、すなわち安息日の前日であったので、43アリマタヤのヨセフは、思い切ってピラトのところに行き、イエスのからだの下げ渡しを願った。ヨセフは有力な議員であり、みずからも神の国を待ち望んでいた人であった。44ピラトは、イエスがもう死んだのかと驚いて、百人隊長を呼び出し、イエスがすでに死んでしまったかどうかを問いただした。45そして、百人隊長からそうと確かめてから、イエスのからだをヨセフに与えた。46そこで、ヨセフは亜麻布を買い、イエスを取り降ろしてその亜麻布に包み、岩を掘って造った墓に納めた。墓の入口には石をころがしかけておいた。47マグダラのマリヤとヨセの母マリヤとは、イエスの納められる所をよく見ていた。)

 『アリマタヤのヨセフ』は、ユダヤ最高法院(議会)の議員の一人で、ユダヤ教の熱心な信徒であり、有名な資産家、大地主でもありました。

 彼は、イエスを罠に陥れて死刑とさせた、最高法院の他の69人の議員たちとは違い、もう一人の議員のニコデモと二人で、旧約聖書の預言する救い主がイエスキリストだと、密かに信じていたのです。

 そして、このアリマタヤのヨセフは、Jesus信仰と勇気を振り絞って、群衆や政治的圧力を恐れずに、堂々とイエスの遺体を引き取りに行って、自分のために用意していた最高な石の墓に、まるで王様のようにして、主イエスを埋葬したのです。

・イザヤ書35:3~4

『あなたの弱った手を強め、よろめくひざをしっかりさせよ。心騒ぐ者たちに言え。「強くあれ、恐れるな。見よ、あなたがたの神を。神の復讐が、神の報いが来る。神は来て、あなたがたを救われる。」』

・第二列王記6:16

『恐れるな。私たちとともにいる神の御遣いたちは、彼らとともにいる者たちよりも多いのだから。』

・ヨシュア記1:9

『わたしはあなたに命じたではないか。強くあれ。雄々しくあれ。恐れてはならない。おののいてはならない。あなたの神、主が、あなたの行く所どこにでも、あなたとともにあるからである。』

 42~47節,Bibleは、アリマタヤのヨセフのように、この世の権力や圧力などを恐れずに、ただ、主イエスのみことばを握り締めて、前進するようにとだけ、命じています。

 信仰心と勇気を振り絞った、このアリマタヤのヨセフは、約2000年経った今でも、主イエスの復活を手伝った英雄であり、神の聖人としても、語り継がれているのです。

 聖書は、あなたの味方である天の軍勢の数は、あなたの敵対者と比べることが出来ないほど多数いると教え説いており、何よりも、あなたの味方は、天地万物と生と死の全ての支配者「創造主なる神様」だと教え説いているのです。

 あなたに与えられる、 大いなる神の助けと恐れを締め出す愛力と信仰心に期待します。AMEN

(祈り)

 主なる神様、皆を聖霊に満たし、百人隊長のように、BibleのみことばとJesusFamilyを大切に愛して、教会を立てあげられる者たちにしてください。

 そして皆に、アリマタヤのヨセフのような、全ての恐れを締め出せる信仰力、愛力と勇気をお与え下さい。そうすれば皆に、大いなる神の助けと奇跡が現れ続けるからです!

 主イエスのお名前で、期待して祈ります。AMEN!!!

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