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マルコの福音書10:17~27

執筆者の写真: sgbc-devotionsgbc-devotion

2015年3月15日(日)

GOD said

『あなたは癒された』

『愛する人たち。自分で復讐してはいけません。神の怒りに任せなさい』

『神は愛です』

『主のしもべは栄える』

ディボーション聖句

マルコの福音書10:17~27

17イエスが道に出て行かれると、ひとりの人が走り寄って、御前にひざまずいて、尋ねた。「尊い先生。永遠のいのちを自分のものとして受けるためには、私は何をしたらよいでしょうか。」

18イエスは彼に言われた。「なぜ、わたしを『尊い』と言うのですか。尊い方は、神おひとりのほかには、だれもありません。

19戒めはあなたもよく知っているはずです。『殺してはならない。姦淫してはならない。盗んではならない。偽証を立ててはならない。欺き取ってはならない。父と母を敬え。』」

20すると、その人はイエスに言った。「先生。私はそのようなことをみな、小さい時から守っております。」

21イエスは彼を見つめ、その人をいつくしんで言われた。「あなたには、欠けたことが一つあります。帰って、あなたの持ち物をみな売り払い、貧しい人たちに与えなさい。そうすれば、あなたは天に宝を積むことになります。そのうえで、わたしについて来なさい。」

22すると彼は、このことばに顔を曇らせ、悲しみながら立ち去った。なぜなら、この人は多くの財産を持っていたからである。

23イエスは、見回して、弟子たちに言われた。「裕福な者が神の国に入ることは、何とむずかしいことでしょう。」

24弟子たちは、イエスのことばに驚いた。しかし、イエスは重ねて、彼らに答えて言われた。「子たちよ。神の国に入ることは、何とむずかしいことでしょう。

25金持ちが神の国に入るよりは、らくだが針の穴を通るほうがもっとやさしい。」

26弟子たちは、ますます驚いて互いに言った。「それでは、だれが救われることができるのだろうか。」

27イエスは、彼らをじっと見て言われた。「それは人にはできないことですが、神は、そうではありません。どんなことでも、神にはできるのです。」

[聖句メッセージ]

 昨日の続きです。

・ヨハネの福音書16:14~15

『イエスはパリサイ人たちに言われた。「しもべは、ふたりの主人に仕えることはできません。一方を憎んで他方を愛したり、または一方を重んじて他方を軽んじたりするからです。あなたがたは、神にも仕え、また富にも仕えるということはできません。」

さて、金の好きなパリサイ人たちが、一部始終を聞いて、イエスをあざ笑っていた。イエスは彼らに言われた。「あなたがたは、人の前で自分を正しく見せようとする者です。しかし神は、あなたがたの心をご存じです。人間の間であがめられるものは、神の前で憎まれ、きらわれます。」』

17~18節 (17イエスが道に出て行かれると、ひとりの人が走り寄って、御前にひざまずいて、尋ねた。「尊い先生。永遠のいのちを自分のものとして受けるためには、私は何をしたらよいでしょうか。」18イエスは彼に言われた。「なぜ、わたしを『尊い』と言うのですか。尊い方は、神おひとりのほかには、だれもありません。」)

 このように、イエスの時代のユダヤ社会の中心的な存在であったパリサイ人たちは、敬虔な宗教心や立派な道徳心はありながらも、いつも口先ばかりで、自分勝手なプライドと経済重視の愛に冷えた偽善者たちでした。

 このパリサイ人たちは、Bible&Jesusの教える生き様の伴った信仰がなく、人命と人心を重んじる愛よりも、自己満足なご利益宗教、経済活動や伝統、快楽を追いかけ過ぎてしまい、愛に冷えた差別社会を築いてしまっていたのです。

 パリサイ人たちは敬虔な宗教心がありながらも、全くバランスを欠いていました。

・ヤコブの手紙2:17

『信仰も、もし行いがなかったなら、それだけでは、死んだものです。』

・第一コリントの手紙13:2

『山を動かすほどの完全な信仰を持っていても、愛がないなら、何の値うちもありません』

 バランスを欠いた生活や、愛に冷えた宗教心などに、神の聖霊力は宿りません。胸に書き記すことです。

・第二テモテの手紙3:16

『聖書はすべて、神の霊感によるものであり、人生の教えと戒めと矯正と義の訓練とのために有益です。』

 このようにBibleは、心霊と生活のバランスを調整できる、神からの唯一の人生取扱説明書とも言われています。日々、活用してバランスを矯正することです。

 この時イエスのもとに、ユダヤ人のエリート家系で育った、敬虔なパリサイ人の青年がやって来ました。

 彼は、以前イエスのBibleメッセージを聞いており、人生を悔い改めに来たのでした。

・ヘブル人への手紙9:27

『人間には、一度死ぬことと死後にさばきを受けることが定まっている。』

 この青年は、死後、天国に行ける自信がなく、イエスのもとに、悔い改める方法を聞きに来たのでした。

19節 (19戒めはあなたもよく知っているはずです。『殺してはならない。姦淫してはならない。盗んではならない。偽証を立ててはならない。欺き取ってはならない。父と母を敬え。』)

 そしてイエスは、旧約聖書のモーセの十戒を守れば、永遠の人生を手に入れられると、教えたのです。このようにBibleのみことばを守ろうとする人に、神の大きな報いは与えられます。

20節 (20すると、その人はイエスに言った。「先生。私はそのようなことをみな、小さい時から守っております。」)

 すると、金持ちの青年は誇らしげに語り出しました。

 「主イエス先生。わたしは小さい時から、両親の教えられた通りに、モーセの十戒をすべて守っております。それに 私は、他人に迷惑をかけたり、人格を否定するイジメもしたこともありませんし、結婚するまでは、安易に性的関係を結ぶ気もございません。また私は、今まで、人の物を欲しがったり、人に嘘をついたり、だますようなことも、一切したことがないのです!」

 このように、非の打ち所がない人格者でもあった、金持ちの青年は言ったのでした。

21節 (21イエスは彼を見つめ、その人をいつくしんで言われた。「あなたには、欠けたことが一つあります。帰って、あなたの持ち物をみな売り払い、貧しい人たちに与えなさい。そうすれば、あなたは天に宝を積むことになります。そのうえで、わたしについて来なさい。」)

 するとイエスは、誇らしげに語っていた青年を、慈しんで、こう言われました。

 「ただ、あなたには、欠けたことが一つありますよ。よーく考えてみなさい。帰って、あなたの持ち物をみな売り払い、貧しい人たちに与えてあげなさい。そうすれば、あなたは天に宝を積むことになり、永遠の人生を確定できます。そのうえで、わたしについて来なさい。」とイエスは語られたのです。

22節 (22すると彼は、このことばに顔を曇らせ、悲しみながら立ち去った。なぜなら、この人は多くの財産を持っていたからである。)

 しかし彼は、イエスのみことばの勧めを聞くと...急に顔を曇らせて、何も言わずに、悲しみながら去って行きました。彼は、有名でやり手の資産家だったのです。

23~27節 (23イエスは、見回して、弟子たちに言われた。「裕福な者が神の国に入ることは、何とむずかしいことでしょう。」24弟子たちは、イエスのことばに驚いた。しかし、イエスは重ねて、彼らに答えて言われた。「子たちよ。神の国に入ることは、何とむずかしいことでしょう。25金持ちが神の国に入るよりは、らくだが針の穴を通るほうがもっとやさしい。」26弟子たちは、ますます驚いて互いに言った。「それでは、だれが救われることができるのだろうか。」27イエスは、彼らをじっと見て言われた。「それは人にはできないことですが、神は、そうではありません。どんなことでも、神にはできるのです。」)

 主イエスは、この資産家の青年がみことばに従って、財産の大半を売り払って貧しい人々に施せられれば、彼の富で、ユダヤ人の餓死する子供たちを 全員救えることにもなり、主イエスは、彼に神からの完全な報いや霊的権威をも与えようと、していたのでした。

 しかし彼は、富を愛したのです。

・第一テモテの手紙6:10

『金持ちになりたがる人たちは、誘惑とわなと、また人を滅びと破滅に投げ入れる、愚かで、有害な多くの欲とに陥ります。金銭を愛することが、あらゆる悪の根だからです。』

・ヤコブの手紙5:1~5

『聞きなさい。金持ちたち。あなたがたの上に迫って来る悲惨を思って泣き叫びなさい。あなたがたの富は腐っており、あなたがたの着物は虫に食われており、あなたがたの金銀にはさびが来て、そのさびが、あなたがたを責める証言となり、あなたがたの肉を火のように食い尽くします。あなたがたは、終わりの日に財宝をたくわえました。

苦しむ人たちの叫び声は、万軍の主の耳に届いています。あなたがたは、地上でぜいたくに暮らし、快楽にふけり、殺される日にあたって自分の心を太らせました。』

 もし、世界中が Jesusのみことば通りに一致団結して悔い改めて、人を救う愛を第一に選択できるのなら、現在、世界中で餓死する子供たち(年間約1700万人)は、全員救えます。

・ヤコブの手紙2:10

『聖書の律法全体を守っても、一つのみことばでつまずくなら、その人はすべてを犯した者と同じ罪人なのです。』

 しかし、比較的裕福な国に住む私たちは、よその子の命や隣人愛よりも、自分の富、快楽、欲望、便利さを追求し続ける罪人に過ぎず、誰もが、主イエスの十字架の贖罪が必要だと、Bibleは教え説くのです。

 私たちは、常に十字架が必要なのです。

・ヨハネの福音書3:16~18

『神が御子イエスを世に遣わされたのは、世をさばくためではなく、御子イエスによって世が救われるためである。

御子イエスを信じる者はさばかれない。しかし信じない者は神のひとり子イエスの御名を信じなかったので、すでにさばかれている。』

・ヤコブの手紙5:17

『ですから、あなたがたは、互いに罪を言い表し、互いのために祈りなさい。父なる神様にゆるされて、いやされるためです。義人の祈りは働くと、大きな力があります。』

 このようにBibleは...もし、金持ちの青年が黙って去らずに、主イエスに、自分の醜さ、愛の足りなさ、罪悪を告白して、以下のように、祈れれば、父なる神様にゆるされていたかもしれないと、教え説きます。

 「主イエス様、わたしは欲深くて、財産を手放せません。どうか、主イエス様、おゆるしください!そして、餓死する人々に、天国で素晴らしき報いがありますように!!」とさえ、真心から祈れれば、彼は救われたと教え説くのです。

 主イエスの十字架の愛に不可能はないのです。

 あなたに与えられる、神の無限の愛・JesusLoveの感動に期待します。AMEN

(祈り)

 主なる神様、皆を聖霊に満たし、日々のBible&メッセージから心霊の目を醒まさせて、時にかなった インスピレーションや、物事の正しい優先順位を選択できるように、助け導いてください。

 そうすれば皆、永遠に、悔いなき幸いな人生を築けるからです!

 主イエスのお名前で、期待して祈ります。AMEN!!!

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