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マタイの福音書14:1~11

2014年11月29日(土)

Bible said 『主の教えを喜びとし、昼も夜もその教えを口ずさむ人は、何をしても栄える』 『心を尽くして主に拠り頼め。自分の悟りにたよるな』 ディボーション聖句 マタイの福音書14:1~11 1 そのころ、国主ヘロデは、イエスのうわさを聞いて、 2 侍従たちに言った。「あれはバプテスマのヨハネだ。ヨハネが死人の中からよみがえったのだ。だから、あんな力が彼のうちに働いているのだ。」 3 実は、このヘロデは、自分の兄弟ピリポの妻ヘロデヤのことで、ヨハネを捕らえて縛り、牢に入れたのであった。 4 それは、ヨハネが彼に、「あなたが彼女をめとるのは不法です」と言い張ったからである。 5 ヘロデはヨハネを殺したかったが、群衆を恐れた。というのは、彼らはヨハネを預言者と認めていたからである。 6 たまたまヘロデの誕生祝いがあって、ヘロデヤの娘がみなの前で踊りを踊ってヘロデを喜ばせた。 7 それで、彼は、その娘に、願う物は何でも必ず上げると、誓って堅い約束をした。 8 ところが、娘は母親にそそのかされて、こう言った。「今ここに、バプテスマのヨハネの首を盆に載せて私に下さい。」 9 王は心を痛めたが、自分の誓いもあり、また列席の人々の手前もあって、与えるように命令した。 10 彼は人をやって、牢の中でヨハネの首をはねさせた。 11 そして、その首は盆に載せて運ばれ、少女に与えられたので、少女はそれを母親のところに持って行った。 [聖句メッセージ] 本日からマタイ福音書14章が始まります。 1節 (1 そのころ、国主ヘロデは、イエスのうわさを聞いて、)

 『国主ヘロデ』とは、イエスの時代のイスラエル国・ガラテヤ地方の領主(在位・紀元前4年~32年頃)。  彼は、父・ヘロデ大王の死後、四人の異母兄弟たちと領土を4つに分け合い、ガラテヤとベレヤという都市の領主となっていました。

2節 (2 侍従たちに言った。「あれはバプテスマのヨハネだ。ヨハネが死人の中からよみがえったのだ。だから、あんな力が彼のうちに働いているのだ。」)

 この『侍従』とは、領主ヘロデの側近であり、領主の様々なサポートをしていた高官。

  • マタイの福音書23:33~36 主イエスは預言した。『おまえたち蛇ども、まむしのすえども。おまえたちは、ゲヘナ・地獄の刑罰をどうしてのがれることができよう。だから、わたしが神の預言者、知者、律法学者たちを遣わすと、おまえたちはそのうちのある者を殺し、また十字架につけ、またある者を会堂でむち打ち、町から町へと迫害して行くのです。それは、地上で流されるすべての正しい人の涙と血の報復がおまえたちの上に来るためです。まことに、おまえたちに告げます。これらの報いはみな、必ず、この時代の上に来ます。』

  • ヨハネの福音書3:20~21 『悪いことをする者は神の光を憎み、その行いが明るみに出されることを恐れて、神の光のほうに来ない。しかし、みことばの真理を行う者は、神の光のほうに来る。その行いが神にあってなされたことが明らかにされるためである。』

  • ヨハネの福音書7:7 主イエスは預言した。『世はわたしを憎んでいます。わたしが、世について、その行いが悪いことをあかしするからです。』

 このようにBibleは、多くの人々は、自らの身勝手なプライド、地位、利益、名声、権力、快楽に関わる生活を守る為なら、平気で偽善や嘘などの闇の力を行使するため、Bible&Jesusの正しい真理や神の光のもとへ、好んで近づけないと預言します。  あなたの今の状態は、神の光に近づけていますか?主イエスの十字架は、あなたの罪と闇をゆるして、神の光に近づけるためにあることを忘れてはいけせません。  またBibleは....いつの時代であっても、国々の多くの権力者たちは、人心と人命への愛を第一に唱える、Jesus信仰者たちの宣教活動を邪魔して無視したり、迫害すると預言しています。いつの世であっても国々の指導者たちは、結局、人心と人命の愛よりも、経済的国益と自らの権力と面目維持を 第一にしてしまうからだと、預言するのです。  領主ヘロデも自らの罪と過ちを指摘した、正しい神の預言者・ヨハネを煙たがり、最後は罠にはめて処刑したのでした。私たちの愛する日本の歴史を紐解いても、かつての将軍・豊臣秀吉は、Jesus信仰者たちが急激に増え広がった(人口の約1/10)ことが脅威となった為に、後にクリスチャンたちを迫害して処刑するようになり、そのうちの26人を十字架につけて、死刑にしてしまったのです。  このように、主イエスの十字架の贖いとは、日本人の為にもあるのです。  信じる人は救われます。

3~5節 (3 実は、このヘロデは、自分の兄弟ピリポの妻ヘロデヤのことで、ヨハネを捕らえて縛り、牢に入れたのであった。4 それは、ヨハネが彼に、「あなたが彼女をめとるのは不法です」と言い張ったからである。5 ヘロデはヨハネを殺したかったが、群衆を恐れた。というのは、彼らはヨハネを預言者と認めていたからである。)

  • 出エジプト記20:7 神は命じた。『あなたの隣人の家を欲しがってはならない。すなわち隣人の妻、あるいは、あなたの使用人、牛、ろば、すべてあなたの隣人のすべてのものを、欲しがってはならない。』

  • 出エジプト記20:14 『姦淫してはならない。』

  • マタイの福音書10:28 主イエスは言った。『からだを殺しても、たましいを殺せない人たちなどを恐れてはなりません。そんなものより、たましいもからだも、ともにゲヘナ・地獄で滅ぼすことのできる方、神様だけを恐れなさい。』

 神の預言者ヨハネは、領主ヘロデが権力を行使して、自らの義母兄弟の妻・ヘロデヤを略奪婚したことを 神と国民の前に謝罪するように指摘しました。預言者ヨハネは、国民たちが貧困で苦しんでおり、生活することさえ大変であったのに、領主ヘロデが権力を好き放題に操って、律法を破って 略奪婚したことは間違えであり、違法だと、真実を宣べ伝えただけで、処刑されたのです。  あなたの周囲や組織にも、権力や才能を悪用して、真理に背く 好き放題の人や、人を差別したり、イジメをしている人はいませんか? あなたの神様は、あなたを この預言者ヨハネと主イエスのように、権力や集団力に屈せず、人々に真理と真実を教え正すために選びました。

 隣人への恐れと無関心を捨て去り、出来る限り、Bestを尽くしましょう。なぜなら、神は真理と真実を伝える人の味方になり続けて下さるからです。

6節 (6 たまたまヘロデの誕生祝いがあって、ヘロデヤの娘がみなの前で踊りを踊ってヘロデを喜ばせた。)

 ある日、領主ヘロデの誕生パーティーで、ヘロデとその妻・ヘロデヤの愛娘が、大会衆の前でダンスを披露しました。

7節 (7 それで、彼は、その娘に、願う物は何でも必ず上げると、誓って堅い約束をした。)

 そして、親バカで酒に酔っていたヘロデは、愛娘に、いい加減な気持ちで、何でも言うことを聞くと、調子のいい誓いを立てたのです。

  • レビ記19:12 神は命じた『あなたがたは、わたしの名によって、みだりに誓ってはならない。あなたの神の御名を汚してはならないからだ。わたしは主である。』

 聖書は、他人と約束や誓いを立てる時は、いい加減な気持ちでしてはいけないと、忠告します。約束と誓いを守らないことは、他人だけではなく、神様に対しても偽りを犯すと説くからです。

 約束と誓いを果たせない時は、真心から反省して、人と神様に謝罪することが大切なのです。

8~11節 (8 ところが、娘は母親にそそのかされて、こう言った。「今ここに、バプテスマのヨハネの首を盆に載せて私に下さい。」9 王は心を痛めたが、自分の誓いもあり、また列席の人々の手前もあって、与えるように命令した。10 彼は人をやって、牢の中でヨハネの首をはねさせた。11 そして、その首は盆に載せて運ばれ、少女に与えられたので、少女はそれを母親のところに持って行った。)

 ヘロデは大会衆の前で、愛娘にこう言いました。「何でも言う通りにしてあげよう。誓うよ!だから、何でも言ってみなさい」。それを聞いた悪妻・ヘロデヤは、自分達の略奪婚を指摘した、預言者ヨハネの首が欲しいと願うように、愛娘をそそのかしたのです。そして後に、預言者ヨハネは罠にはめられて処刑されました。  幼い子どもは、大人の言う言葉や約束ごとに敏感です。真理に反する言葉や、いい加減な約束をしないように、注意することです。

  • 申命記11:19 神は命じた『みことばをあなたがたの子どもたちに教えなさい。あなたが家にすわっているときも、道を歩くときも、寝るときも、起きるときも、それを唱えるように教えなさい。』

  • 箴言22:15 『愚かさは子どもの心につながっている。 だから、懲らしめの愛の杖が必要なのだ。』

  • 箴言23:13 『子どもを教育して懲らしめることを差し控えてはならない。愛のむちで打っても、こどもたちは死ぬことはない。』

 このようにBibleは、幼少期から真理に基づいた教育を しっかりするように、教え勧めます。なぜなら、何でもありのこの時代において...人は皆、何が真理で、何が正しくて、誤っているのか知らずに、勘違いして 苦しみ。また、人はどう考えて、生きるべきなのか、いつも迷い。そして 人生、死、愛とは、一体どういうものなのか、もがき苦しみ。人は皆、どこに行こうとしているのかさえ、分からずに、最後はあきらめながら、悲しく死んでいくので、真理教育は重要だと説くからです。  あなたの大切な子どもたちと仲間たちに、永遠に揺らぐことのないBible&Jesusのみことばを伝え続けることを怠らないことです。なぜなら、みことば教え育てる人たちに、神の大きな報いが表れるからです。  あなたと大切な人々に与えられる、永遠に揺らぐことのない、みことばの真理に期待します。

 AMEN

(祈り)  主なる神様、皆の霊の目を開かせ、誰をも、何をも恐れずに、また、無関心と偽りの冷静さを装うのをやめさせ、Bible&Jesusの永遠の真理を教え伝えられるようにして下さい。そうすれば、皆と大切な人々に、永遠に揺らぐことのない神の知恵と聖霊力が満ち溢れ出すからです!

 主イエスのお名前で期待して祈ります。AMEN!!!

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