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マタイの福音書1:18~25 (2014年9月29日(月))

Jesus said

『心を尽くし、思いを尽くし、知力を尽くして、あなたの神である主を愛せよ』

『あなたの隣人をあなた自身のように愛せよ』 ディボーション聖句 マタイの福音書1:18~25

18 イエス・キリストの誕生は次のようであった。その母マリヤはヨセフの妻と決まっていたが、ふたりがまだいっしょにならないうちに、聖霊によって身重になったことがわかった。

19 夫のヨセフは正しい人であって、彼女をさらし者にはしたくなかったので、内密に去らせようと決めた。

20 彼がこのことを思い巡らしていたとき、主の使いが夢に現れて言った。「ダビデの子ヨセフ。恐れないであなたの妻マリヤを迎えなさい。その胎に宿っているものは聖霊によるのです。

21 マリヤは男の子を産みます。その名をイエスとつけなさい。この方こそ、ご自分の民をその罪から救ってくださる方です。」

22 このすべての出来事は、主が預言者を通して言われた事が成就するためであった。

23 「見よ、処女がみごもっている。そして男の子を産む。その名はインマヌエルと呼ばれる。」

24 ヨセフは眠りからさめ、主の使いに命じられたとおりにして、その妻を迎え入れ、

25 そして、子どもが生まれるまで彼女を知ることがなく、その子どもの名をイエスとつけた。

[聖句メッセージ]

 本日でマタイの福音書1章は終わりです。

18節 (18 イエス・キリストの誕生は次のようであった。その母マリヤはヨセフの妻と決まっていたが、ふたりがまだいっしょにならないうちに、聖霊によって身重になったことがわかった。)

  • イザヤ書7:14 『それゆえ、主なる神みずから、あなたがたに一つのしるしを与えられる。見よ。処女がみごもっている。そして男の子を産み、その名を「インマヌエル」と名づけることなる。』

 この旧約聖書「イザヤの預言書」は、紀元前8世紀頃に書かれたと言われています。これは、約800年後に救い主イエスキリストが、処女マリヤから生まれることを預言した聖書箇所になるのです。

 なお、『インマヌエル』とは、主なる神様は信じる者と共におられる、という意味。

  • マタイ福音書5:18 主イエスは言った『まことに、あなたがたに告げます。天地が滅びうせない限り、聖書の中の一点一画でも決してすたれることはありません。全部が成就されます。』

  • ルカの福音書1:37 『神にとって不可能なことは一つもありません。』

 信じるか、信じられないかはあなた次第。しかし、Bibleは、世界中で推定3880億冊(第二位・毛沢東選集の約33億冊)も発行されており、日本でも、断トツの6億3000万冊(第二位・宮本武蔵1億2000万冊)発行された、まさに神懸かり的な書物になります。

人間の限界を悟る知者と、子どものように天国の夢を見れる人は、救われるのです。

19節 (19 夫のヨセフは正しい人であって、彼女をさらし者にはしたくなかったので、内密に去らせようと決めた。)

  • 出エジプト記22:16 『処女をいざない、彼女と寝た場合は、その人は必ず花嫁料を払って、彼女を自分の妻としなければならない。』

 当時のユダヤ社会は、女性は早婚であり、処女のまま嫁に出されました。また、結婚式を挙げてから、新婚期の約一年間は性生活なしで、別居して暮らすという風習があったのです。そのため、新婚期だった夫ヨセフは、妻マリヤが妊娠したことを聞き、別の男性と不倫をして身ごもったと思い込み、マリヤとお腹の子の将来を心配して、内密に去らせようとしたのです。

 ヨセフはごく普通の大工職人でしたが、主なる神様は、自らのプライドよりも、愛する女性と身ごもった子の人生を心配できる正しい男であるという、大きな愛の器であったヨセフを、神の御子イエスの父親として選ばれたのです。

愛は、決して高ぶらずに、愛する人の過ちをゆるし、すべてを信じ、すべてに期待して、すべてを耐え忍ぶ、心構えが肝心なのです。

 愛は、トキメキ、共感、信頼や尊敬の感情から生まれ始めますが、お互いに違いを認め合い、忍耐して育てあげなければ、深い絆で結ばれる愛など、あり得ないということです。

 あなたと伴侶、家族、JesusFamily、友人関係に現れる、真の愛力と深い絆に期待します。

20節 (20 彼がこのことを思い巡らしていたとき、主の使いが夢に現れて言った。「ダビデの子ヨセフ。恐れないであなたの妻マリヤを迎えなさい。その胎に宿っているものは聖霊によるのです。)

  • エレミヤ書29:12~13 主なる神は言われた『あなたがたがわたしを呼び求めて歩き、わたしに祈るなら、わたしはあなたがたに聞こう。もし、あなたがたが心を尽くしてわたしを捜し求めるなら、わたしを見つけるだろう。』

  • 詩篇91:15 主は言われた『彼が、わたしを呼び求めれば、わたしは、彼に答えよう。わたしは苦しみのときに彼とともにいて、彼を救い彼に誉れを与えよう。』

 信仰深かったヨセフが、愛するマリヤの妊娠事件を 必死に受けとめ許そうと、悲しみと絶望の淵にいた時、主なる神は答えてくれました。

 このようにBibleは、人生の悲しみと絶望の淵にこそ、神は、あなたのインスピレーションに現れて、助け導いて下さると説きます。

絶望感とピンチを味わう時は、あなたの揺るがぬ幸いな人生の鍵をこじ開ける、鍵穴にたどり着いた瞬間でもあると、解くのです。

 決してあきらめずに、祈り続けて、思い巡らすことが大切なのです。

 あなたの試練に与えられる、神からのインスピレーションと具体的な解決策に期待します。

21節 (21 マリヤは男の子を産みます。その名をイエスとつけなさい。この方こそ、ご自分の民をその罪から救ってくださる方です。))

 そしてヨセフは、自らのインスピレーションと御ことばを堅く信じて、イエスの父親になることを決心しました。

  • ヘブル人への手紙11:1 『信仰は望んでいる事がらを保証し、目に見えないものを確信させるものです。』

  • ルカの福音書8:15 『良い地に落ちるとは、こういう人たちのことです。正しい、良い心で御ことばを聞くと、それをしっかりと守り、よく耐えて、実を結ばせるのです。』

  • ヨハネの福音書14:23 『イエスは彼に答えられた。「だれでもわたしを愛する人は、わたしの御ことばを守ります。そうすれば、わたしの父なる神はその人を愛し、わたしたちはその人のところに来て、その人とともに住みます。」』

22~25節 (22 このすべての出来事は、主が預言者を通して言われた事が成就するためであった。23 「見よ、処女がみごもっている。そして男の子を産む。その名はインマヌエルと呼ばれる。」24 ヨセフは眠りからさめ、主の使いに命じられたとおりにして、その妻を迎え入れ、25 そして、子どもが生まれるまで彼女を知ることがなく、その子どもの名をイエスとつけた。)

 このようにヨセフは、父なる神を愛して信頼することで、将来に起こる御ことばの約束と保証を掴み取り、まだ、見ていない物事を確実視することに成功したため、人類の救い主イエス・キリストの父親となるという、最高の栄誉を受けることができました。

  • ローマ信徒への手紙10:11『聖書はこう言っています。「主イエスに信頼する者は、失望させられることがない。」』

 あなたに与えられる、失望なき人生と神からの栄誉に期待します。

 AMEN

(祈り)

 主なる神様、皆を聖霊に満たして、人間の限界を悟り、子どものような夢を見させ続けて下さい。そうすれば、神の救いと必要な御声を手に入れらるからです!

 主イエスのお名前で、期待して祈ります。AMEN!!!

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